日本橋幕の内(JR東海)を食べた記録

●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!

日本橋幕の内(JR東海)・・・3種ある幕の内の中間バージョンがこれ

東海道新幹線を運行するJR東海では、その新幹線車内や駅構内などでの供食サービスを充実させるために、JR東海パッセンジャーズという子会社を作り、駅弁の製造販売も本格的に行っています。

そのうち、東京、品川、横浜の三駅で販売している首都圏限定の幕の内弁当が、日本橋幕の内になります。このエリアは乗車人員も膨大ですから、JR東海パッセンジャーズだけで3種類の幕の内弁当を扱っており、他に特製幕の内御膳東海道新幹線弁当があります(2つ共、JR東海全エリアで販売)。

日本橋幕の内


日本橋幕の内だけは首都圏限定販売ですから、上京して何か駅弁を食べようと思った場合に、日本橋幕の内が選択肢となるのではないでしょうか。東京旅行の帰途、東京の想い出をかみしめながら食べるとか、そういったシーンです。

中身は、銀鮭の塩焼きをメインに持ってきた、豪勢かつ繊細なイメージの駅弁です。外箱のデザインも含めて、和の雰囲気に統一されており、江戸情緒が漂うお弁当に仕上がっています。

日本橋幕の内


なお、JR東海パッセンジャーズでは、以前はその名もズバリ「幕の内弁当」というものを首都圏限定で販売していましたが、これを発展させたものが、日本橋幕の内だと思われます。名称までもが変わっている理由は、リニューアルという範疇を超越して充実させた中身にあるのでしょう。


購入データ
購入場所 東京駅の東海道新幹線の改札内「デリカステーション」で購入。
購入日時 2020年3月10日に購入。
価格 1200円(税込み)
ラベル表示 日本橋幕の内のラベル表記
製造・販売 株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズ
東京都中央区日本橋3-1-17
0120-919-212
https://www.jr-cp.co.jp/products/list





江戸の賑やかさを感じさせる、好ましい駅弁に仕上がっています


日本橋幕の内は、外箱の蓋の裏側に、お品書きが書かれています。JR東海の駅弁に、ときおり見られるやりかたですね。この表蓋の四辺の色がそれぞれ異なるのは、東西南北から物品が江戸に集まる事をイメージしているのだそうです。

日本橋幕の内のお品書き

日本橋幕の内

お品書き
・銀鮭の塩焼き
・牛肉と牛蒡のすき煮
・天ぷら(蓮根・しし唐)
・焼き豆腐~江戸前海苔の餡かけ~
・紀州南高梅の梅干し
・ご飯
・玉子焼き
・あさりの煮付け
・煮物(がんもどき・人参・里芋・椎茸・ふき)


お品書きには全てが書かれている訳ではなく、上記の表の左側が、蓋にかかれているメニューです。右側は、そこに書かれていないもの。全部書いてくれれば良いのに・笑。

その代わり、別途注釈が入り、天ぷらについては江戸の三味(蕎麦・寿司・天ぷら)の1つである事、焼き豆腐は江戸の三白(白米・大根・豆腐)の1つである事が示されています。三白については、今回のお弁当の中にはご飯も入っていますから、これで煮物に大根でも入れてくれたら、コンプリートでした。

さて、メインの銀鮭です。駅弁としては大ぶりな鮭で、食べる前から美味しいと感じるような、その盛り付け方が粋です。塩焼きとは言え、別に塩辛すぎる訳でもなく、安心して食べられる味わいです。右下に、紀州南高梅も写っています。こちらも酸っぱすぎずに現代風の味付けです。




煮物は、醤油味を効かせた東京風。関西で食べるそれとは異なります。西日本からの旅人は、そのあたりも踏まえて、賞味すると宜しいでしょう。煮物の向こう側には、蓮根としし唐の天ぷらも見えています。




東京はすき焼きのイメージもありますので、牛肉と牛蒡のすき煮も用意しています。と言っても、無限にコストをかける訳には行かないので、牛肉は相当程度に控えめです・笑。



その隣には、あさりの煮付け。東京湾のあさりのイメージでしょうか。同じく東京や横浜で売っている人気駅弁の品川貝づくしを連想させます。(品川貝づくしは、今は大阪や京都でも売っています)




玉子焼き。幕の内弁当らしいおかずのラインナップですね。きめの細かい食感でした。




そして、焼き豆腐。江戸前の海苔を餡として使うところが、心憎い気配りです。この幕の内弁当は、こうした細かいところでの仕事が光るなと感じました。




全体として、銀鮭をメインディッシュとしながら、到底副菜とは思えないようなこじゃれた複数のおかずが脇を固める、なんだか江戸の賑やかさを体現したような駅弁に仕上がっていると感じます。

JR東海パッセンジャーズは、この手の幕の内弁当の製造能力が高いので、いくつか迷った場合は、幕の内系の中からセレクトされると間違いがありません。今回も、大いに満足した駅弁なのでした。


乗って楽しい列車旅

鉄道クレジットカード・鉄道ファン御用達のカード

地域から選ぶ

その他の特集コンテンツ