くるまえびとさんまのすしあわせ(新潟駅)を食べた記録

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くるまえびとさんまのすしあわせ(新潟駅)・・・既に10年強の販売となる人気商品

上野駅の駅弁屋匠で購入した新潟駅弁、くるまえびとさんまのすしあわせになります。2007から登場した駅弁で、まさか東京で見かけるようになるとは思いませんでした。

新潟に気軽に買いに行く訳には参りませんし、ついにこれを入手できる嬉しさのあまり、「お!」と思ったのもつかの間、一瞬で手に取って会計に向かっていました。

くるまえびとさんまのすしあわせ


それにしても、新潟で車海老と秋刀魚という食材は、あまり連想しません。調べてみると、車海老の生息地は日本列島をぐるりと囲むようになっており、新潟でも獲れるのですね。もっとも、伊勢海老に次ぐ高級海老という事で、今は養殖物が多いそうですが。

サンマについても、太平洋側の魚というイメージしかありませんでしたが、日本海側でも普通に獲れるようで、なるほど、地元の海産物を使った地産地消の駅弁になっている訳ですね。

車海老の高級そうなイメージをそのまま表現したような黒い掛け紙を取って、一体どのような駅弁が現れるのか、まずは動画にてご覧頂きたいと思います。




購入データ(今回、私が購入した時の記録です)
場所 上野駅の駅弁屋匠で購入。
日時 2019年9月2日、午後2時過ぎ購入。
価格 1150円(税込み)
ラベル表示
製造 株式会社新発田三新軒
新潟市秋葉区新津本町1-2-43
(販売は株式会社三新軒)
会社としてのホームページはありません。





シンプルなようで複雑、複雑なようでシンプル・・・実に良く出来た商品だ


世の中の移り変わりが非常に目まぐるしくなった現在、くるまえびとさんまのすしあわせは10年と言った単位で販売されるようになった駅弁ですから、納得できる理由がある筈です。

食べてみると、プリプリ感が素晴らしい車海老の存在、それから庶民の味覚としてのサンマを駅弁に入れてくるという意外感、そしてその両者の組み合わせの妙、更には新潟米の第一級の美味しさと、外れたところが全く無いのが凄いです。

これを開封した人は、皆、顔がほころぶだろうと思いますし、駅弁のネーミングも「すしあわせ」などと付けられていて、「幸せ」を連想させます。実に上手に設計された商品です。

くるまえびとさんまのすしあわせ


メインの車海老です。食べる前からプリプリ感が伝わってきますね。殻が向いてありますので、手を汚すことなく、美味しいところだけを頂く事が出来ます。殻むき作業を駅弁業者がやっているのかどうかまでは分かりませんが、もしもそうだとしたら、かなりご苦労な事だと思います。




サンマの部分です。車海老が4尾入っているのに対して、サンマは3尾です。サンマの駅弁は珍しいとはいえ、全国的にはいくつか存在します。関東地方では千葉寿司街道・秋刀魚が思いつきます。個人的に好きなのは、伊豆急下田駅のあぶりさんまの寿司ですね。




そして、この駅弁のサンマも、酢締めしたものを炙っています。伊豆急下田のサンマの駅弁に、味わいとしては似ています。ご飯が酢飯なのも同様です。ただし、やはりご飯と酢飯が分離しているので、似ていても別ものと言えます。




車海老は、思ったよりも肉厚でした。したがって、海老の味覚を比較的強く感じる事が出来ます。駅弁として海老を食べる場合、ここまでのプリプリ感は未経験ですね。




最後に、ご飯の上の工夫です。ここがこの駅弁の、隠れた素晴らしさです。単に白ごはんだけであれば、ここまで息の長い商品にはならなかったと思います。

ただでさえ美味しい新潟米で炊き上げたご飯の上に、おぼろ昆布を敷き詰めて、更にその上にわさび菜を敷いて、そして控えめに錦糸卵を乗せています。これによって、単純極まりない味になりそうな駅弁が、思ってもいないような複雑さを持ち合わせる事になりました。




この駅弁、全国的にたくさんあるお寿司系の海鮮弁当の中でも、埋没しない特徴が際立っているなと感じます。JR発足20周年を記念して作られたという駅弁は、若干のリニューアルを経て、今も大いに人気を誇っているようです。

ロングセラー駅弁になる資格は十分に備えていると思いますので、これからもずっと「活躍」されることを期待したいと思います。


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