熱海来福幕の内(熱海駅)を食べた記録

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熱海来福幕の内(熱海駅)・・・熱海らしさを表現した創意工夫を感じる駅弁

小田原駅の駅弁業者、東華軒さんが熱海駅での販売を念頭に置いて作ったのが、熱海来福幕の内です。と言っても当サイト管理人がわざわざ熱海まで出向いて購入したのではなく、新宿駅の駅弁売り場で購入しています。

熱海でも新宿駅でも、あるいは東京駅などでも買える商品にもかかわらず、東華軒のホームページにも商品カタログにも掲載されていません。せっかく気合いの入った掛け紙まで用意しているのですから、ちょっと勿体ないことだなと思います。

熱海来福幕の内


商品のコンセプトは、掛け紙に記してありました。

「来宮神社の御祭神にお着きになった際、「麦こがし・百合根・橙・ところ」をお供えしたところ、御祭神が大変喜ばれたという伝説があります。この縁起のある神饌(しんせん)食材を使用した熱海らしい幕の内弁当をお楽しみください。」

中身の由来のユニークさだけでなく、掛け紙にも熱海の観光地を写真付きで掲載してあって、とても親切です。熱海の旅情をほんわかと感じながら、熱海来福幕の内を頂いたのでした。


購入データ
購入場所 新宿駅の駅弁屋頂にて購入。
購入日時 2018年9月23日、午後5時半前に購入。
価格 1080円
ラベル表示

製造・販売 株式会社東華軒
神奈川県小田原市西酒匂1-3-54
0465-47-1186
http://www.toukaken.co.jp/ekiben.html


 


来宮神社の神饌食材をしっかりと応用して幕の内弁当に仕上げている


掛け紙をほどくと、「いかにも幕の内弁当」といった風情です。私はこのような、昔からの雰囲気を色濃く残す幕の内弁当は大好きです。雰囲気は残しながらも、中身はかなり考えられたものが入っている点も、非常に好感が持てます。写真の下の、お品書きをご覧ください。

熱海来福幕の内

お品書き
・白飯
・金目鯛の照り焼き
・鶏の唐揚げ橙酢和え
・竹輪の梅肉揚げ
・白玉餡麦ごがし掛け
・煮物(百合根添え)
・筍鶏そぼろ
・玉子焼き
・蒲鉾
・イカの照り焼き
・みぶ菜とわさびの醬油漬け
・大根漬け


これらを食べてみたところは以下の動画にも記録してありますので、こちらもご覧ください。




そして、熱海来福幕の内を開封した瞬間、以前に食べた同じ東華軒さんのおたのしみ弁当にそっくりだなと思いました。よく見ると細かいところは全く異なるものの、同じだと勘違いするほど、雰囲気が似ているのですね。

おたのしみ弁当(小田原駅の東華軒)



それでは熱海来福幕の内の中身を、具体的に見ていきます。おたのしみ弁当と同一なのは、東華軒名物の筍鶏そぼろと煮物ですね。筍鶏そぼろは甘すぎるくらいの味わいですが、食べ慣れると、病みつきになります。幕の内弁当に入れられていると、ホッと一安心です。





メインは、中心部に盛り付けられています。玉子焼きと蒲鉾の存在が、幕の内弁当である事を如実に物語っていますね。




金目鯛の照り焼きです。伊豆に来たら金目鯛という連想が働きますし、高価な食材を使ってくれている点に、敬意を表します。幕の内弁当には鯖の塩焼きが入れられるケースが多いのですが、やはり金目鯛のほうが比較にならないほど美味です。




竹輪の梅肉揚げです。よく見るとほんのりとピンク色になっており、確かに竹輪の磯辺揚げなどとは風味が違います。僅かな酸味を感じる事ができます。




鶏から揚げの橙酢和えと、漬物です。




言われないと気が付かないような「橙酢和え」ではありますが、確かにソースを付ける訳でもなくこのまま食べる鶏の唐揚げであり、じっくりと味わってみると、これにもほのかな酸味を感じます。良いですね、こういった工夫は。ひと味違う幕の内弁当に仕上がっていますね。




おかずを受け止める白飯は、炊き加減も良好であり、比較的多めに振りかけられた黒ゴマのプチプチ感とも相性が良く、大変満足いたしました。

よく見ると熱海来福幕の内の白飯は俵ご飯になっているのに対して、小田原駅の幕の内であるおたのしみ弁当は、そのまま盛り付けしていますね。黒ゴマの振りかけ方も異なっており、同じような幕の内でも、違いを出す工夫がなされています。




1点だけ、苦笑いしてしまった部分を。煮物の百合根を見て下さい。著しく小さな百合根であり、写真で拡大しているから見て分かると思いますが、実際にお弁当を開封した時には、百合根を入れ忘れたのではないかと勘違いしました。

それだけ小さなサイズであり、「ちょっとそれはないでしょう~~」と思ってしまいました・苦笑。




百合根の大きさがいかに小さいかは、最初の写真を見て頂くと、笑ってしまうと思います。そのついでに、デザートの白玉餡麦ごがし掛けも見ておいてください。

確かに「麦こがし」と言うだけあって、焦げた風味のする白玉団子というのもユニークです。こういったものを駅弁として食べる事ができるのは、駅弁業者の創意工夫ですよね。

小田原駅や熱海駅で店舗を構える東華軒さんの駅弁は、これからも青春18きっぷで東海道を上り下りする際に、お世話になると思います。特徴のある駅弁も沢山あるので、乗り鉄や撮り鉄のお供にしたいと思います。

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