彩の国黒豚勧進帳弁当(大宮駅)を食べた記録

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彩の国黒豚勧進帳弁当(大宮駅)・・・一度は食べて欲しい、埼玉ご当地駅弁の実力を

埼玉県は、「地元産」の駅弁が皆無に近い県です。唯一の存在として、西武秩父駅にわらじかつ弁当秩父釜めしがあったのですが、西武秩父駅が新築開業した際に消え失せてしまって、実に残念な事になっています。

大宮駅の駅弁屋さん


そんな埼玉県にあって、「希望の星」とも言える駅弁が彩の国黒豚勧進帳弁当です。大宮駅だけで販売されている地域限定駅弁であり、川越市のひびきさんが調製しています。

ひびきさんは以前に黒豚みそだれ弁当を作っていて、それが埼玉駅弁でありましたが、それについてはどうも味付けがイマイチなような気がして、当サイト管理人としては評価の低いものでした。

彩の国黒豚勧進帳弁当


しかし、今回の彩の国黒豚勧進帳弁当は素晴らしい。全国に数ある豚肉駅弁の中でも、かなり高いレベルにあると思います。非常に工夫もされていて、大変感心しました。彩の国黒豚勧進帳弁当は、大宮駅で一押しの駅弁にしても良いくらいだと思います。




勧進帳弁当なるネーミングはやや難解ですが、埼玉は、歌舞伎の有名な演目の勧進帳に登場する源義経の正室の郷御前、側室の静御前の縁の深い地であるという事で、義経が旅をして巡った北陸から東北に至るまで広く愛されるべく名付けられたという事です。ややこじつけですが・笑、思いは伝わります。

なお、大宮駅には大宮弁当という、これまたご当地駅弁があるのですが、製造は宇都宮の駅弁業者の松廼家(まつのや)さんです。したがって、本当の意味で埼玉ご当地と言ったら、この彩の国黒豚勧進帳弁当になります。(ちなみに、大宮弁当もけっこうイケる)

購入データ
購入場所 大宮駅の駅弁屋旨囲門にて購入。
購入日時 2018年5月21日、午後2時前に購入。
価格 1300円(税込み)
ラベル表示
製造・販売 株式会社ひびき
埼玉県川越市霞ヶ関北2-3-2
0120-22-9646
http://www.hibiki-food.jp/products/kurobuta-kanjincyo.html


 


ハッキリ言って、豚肉の駅弁としては全国的にかなり高いレベル


動画でもご覧いただいたと思いますが、写真でも。開封すると、左右で趣の異なる豚肉が入っている事に、意表を突かれました。特に向かって右側は、カツオフレークでも見ているようです。

彩の国黒豚勧進帳弁当


メニューは、このようにちらしとなって入れられています。こういうところが、新しい駅弁業者のサービス精神が旺盛なところであり、評価できる点でもあります。それぞれの食材について、勧進帳の登場人物が説明してくれる形ですね。面白い試みです。

彩の国黒豚勧進帳弁当のお品書き


そしてお品書きで確認すると、カツオフレークに見えたのは、彩の国黒豚ほろほろ煮だとの事。埼玉県ブランド米彩のかがやきごはんの上に、たっぷりと乗せられています。

このほろほろ煮、彩の国黒豚の角煮を、お弁当で食べやすいように更に煮込んで身を崩しているようです。これは期待できるぞと言う予感が伝わってきます。

彩の国黒豚勧進帳弁当


パサついていないので、箸でもきちんと持ち上げることができます。そして一口味見すると、ゴボウや蒟蒻の味わいで深みを増した豚の角煮が大変な美味です。

角煮と言ってもほろほろ煮ですが、白ごはんとマッチして、面白いように食が進みます。豚肉の駅弁は西日本のほうが美味しい印象がある中で、(北海道の豚丼は別格)、この彩の国黒豚勧進帳弁当はまさに出色の出来上がりだと言って良いでしょう。

彩の国黒豚勧進帳弁当


続いて、彩の国黒豚のみそ漬け焼きです。比較的肉厚な豚肉が、5切れも入っていて大変贅沢な雰囲気でありました。こちらもしっとりとした出来上がりで、ところどころに付けられた焼き色が食欲をそそります。

彩の国黒豚勧進帳弁当


味噌漬けに使われているのが、「ひびきのピリ辛みそだれ」で、これに付け込んで旨みが増幅された豚肉を香ばしく焼き上げたのですから、美味いに決まっています。つい、無我夢中で食べてしまいましたよ。こちらも、全国的にかなり上位に位置するレベルだと思います。

彩の国黒豚勧進帳弁当


そして唸ったのは、ご飯が春日部在来大豆の豆ごはん。味噌漬け焼きの下に、まさか豆ごはんが仕込まれているとは思いませんでした。そしてこれが、味噌漬け焼きに大変合うのです。単に白飯でも何も疑問を感じないところに豆ごはんを入れてきた工夫には、脱帽しました。




もう1つ、意外な美味しさを。黒豚のほろほろ煮の脇に盛り付けられていた、長ネギの焼きびたしです。長ネギのサクサクした食感が一定程度残っていて、駅弁に添えられる副菜としてはかなりの出来であり、工夫です。長ネギは肉料理に、とても合うのですね。




その他、中心部に人参のナムルしゃくし菜のしそ風味漬けが入れられていました。それぞれ、豚肉の濃厚な味わいをサッパリと口直ししてくれる副菜であり、全体としてのバランスもばっちりです。駅弁は、意外とこういう部分も大事なので、感心しっぱなしのお弁当タイムになりましたね。




最後に、彩の国黒豚の説明をば。お品書きによると、「埼玉県の『彩の国黒豚俱楽部』が育てているイギリス純粋バークシャー種の黒豚です。さつまいもなどの芋類を配合した専用資料でじっくりと育てられ、さっぱりとした食感、とろっとしたやわらかい肉質、脂の甘みが特徴です。」との事です。

そんな妙なる美味しさの駅弁は、これからも大宮駅に立ち寄った際に繰り返して食べていきたいですね。そして大宮を訪れる旅人の皆さんに、ぜひ記念に食べて頂きたいなと思います。

パッケージデザインが、大宮駅の駅弁売り場に並んでいる沢山の駅弁の中では地味と言うのかやや目立ちにくいので、じっくりと売り場を見て頂いて、大量に置いてある訳ではありませんからしっかりと確認をして頂いて、手に取っていただければと思います。

参考埼玉県の鉄道の見えるホテルの一覧ページ


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