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祝!復活!!井川線の旅(その5):新金谷駅でSLの方向転換や留置車両を見物
主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。
土砂崩落のため不通となっていた大井川鐵道井川線接岨峡温泉~井川間は、2017年3月11日から運転を再開、これを記念して(?)早速乗車することにしました。
⇒復旧した大井川鐵道井川線に乗車
⇒秘境駅尾盛駅が凄い
⇒ここも凄い・奥大井湖上駅で下車
⇒大井川鉄道のSL列車に乗車
⇒新金谷駅でSLの方向転換や留置車両を見物(←今ここ)
SL列車終点の新金谷駅では、到着後にSLの転車台ショーが「開催」されるため、乗り継ぎの金谷行の電車には乗らず、構内の転車台へ向かいます。これは一見の価値が有ります。
新金谷駅の転車台には、現在運行されていない「C12形164号機」が「展示」されています。(2017.4.10 16:19)
金谷行普通列車が発車すると、SL列車の入換が始まります。本日の牽引は「C10形8号機」でした。(2017.4.10 16:21)
客車と電気機関車は転線し、側線に留置され、蒸気機関車は切り離されて転車台に向かいます。右はED500形「いぶき501」で、三岐鉄道西藤原駅で保存されていた 「いぶき502」が解体されてしまった現在、貴重な存在です。その昔は東海道本線近江長岡駅から分岐する大阪セメント専用線で活躍していました。当時の写真があったハズですが、発掘できませんでした。(2017.4.10 16:23)
「C10形8号機」は転車台に向かい、まず自走できない「C12形164号機」を転車台から引き出し、側線に留置します。(2017.4.10 16:33)
その後、「C10形8号機」自体が転車台で方向転換をします。(2017.4.10 16:35)
電動式の転車台でゆっくりと回転します。間近で「生きている」蒸気機関車をじっくりと見物できるとあって、これは一見の価値ありです。当たり前ですが、乗っているとなかなか機関車を見ることができないので。(2017.4.10 16:37)
再び側線から「C12形164号機」を引き出し、転車台に戻し、「C10形8号機」は入庫して任務完了です。(2017.4.10 16:46)
「転車台ショー」を堪能した後は、旧砂利採取線に留置されている14系客車を見物に行きます。旧砂利採取線は転車台から本線を挟んだ反対側となります。転車台の南側にある陸橋(道路)を利用すると便利です。
急行「はまなす」で使用されていたスハフ14-502、スハフ14-557、オハ14-511、オハ14-535の4両が昨年搬入され今年(2017年)中の使用開始を目指しているとのことです。
⇒参考:急行はまなすの乗車記&撮影
4両の編成状態で留置されています。駅寄りの3両は再塗装されたのか、外観は美しい状態です。
スハフ14-557は綺麗な状態です。
最後尾の1両、スハフ14-502のみは今後の整備待ちといった状態です。
ところで、14系が留置されている線路のすぐ横に公道があり、脇には住宅が立ち並んでいます。家の目の前に14系客車があるという暮らしは、とても羨ましいですね。オリジナルの姿の14系は、SL列車に新たなシーンを提供してくれそうです。
個人的にはSLには旧型客車が絶対に良いと感じる一方で、老朽化の問題やや夏期の快適性を考えると14系導入も歓迎されましょう。ファミリー層が大半であろう「きかんしゃトーマス号」にこそ冷房車両が必要と考えられますが、そうなると14系のオリジナル塗色が失われることになり、これはこれで非常に悩ましいところです。
また平日にもかかわらず、本日のSL列車が客車6両であったことを念頭に置くと、14系の4両は中途半端にも思われ、今後の使用方法に注目したいです。
なおこの旧砂利採取線はもう少し先まで伸びており、廃車車両の留置や解体にも使用されています。本線の車両は譲渡車両ばかりで、老朽化により順次交代していきます。
しかし、ほぼそのまま解体されてしまうのは残念です。千頭駅構内で保存展示でもしていただけたなら、一大鉄道博物館が完成するのではないでしょうか。
ここで、懐かしい電車の写真を少しご紹介します。
旧北陸鉄道の「しらさぎ号」、この電車は里帰りして山中温泉で保存されています。(1997.7.5家山)
近鉄養老線、その昔は名古屋線の特急車であった420系は、昨年解体されました。 (1997.7.5 抜里)
旧西武クモハ351形、この車両も昨年解体されてしまいました。(1997.7.5 笹間渡)
2014年限りで運転を終了した旧京阪3000系、ちょっともったいないですね…。 (1997.7.5 笹間渡)
車庫横の公園からは留置されている車両が撮影できます。このE31もいよいよ営業運転に向けて整備を開始するとのこと、SL列車の姿が大きく変わりそうな今後の大井川鐵道、しばらく目が離せません。
留置車両の撮影後、線路沿いを北に向かい、旧東海道らしき街並みにあるバス停から、金谷行コミュニティバスに乗ります。部外者が利用するにはハードルの高いコミュニティバス、もちろん乗車時に行先を運転手さんに確認したうえで乗車します。
車内ではバス停の案内放送はあるものの、料金の表示はなし。降車時に支払うようで、勘で100円玉2枚用意して、運転手さんに確認すると、やはり運賃は200円でした。
曲がりくねった狭い道に旧東海道の面影を感じる「東町」バス停から金谷行に乗車、ちなみに新金谷駅にも立ち寄ります。
金谷駅に到着した島田市のコミュニティバス、御多分に漏れずルートは複雑で、お客さんは私の他は1名でした。ただし、乗車した「東町」からは「新金谷駅」を経由して遠回りすることなく金谷駅に至りました。
最後は豊橋からの特別快速車内で「ビールと駅弁」です。豊橋駅弁「毎月0のつく日は駅弁の日」弁当(880円・壺屋弁当部)、「地域限定」として静岡駅、富士駅、沼津駅も記載されていますが、豊橋駅以外ではお目にかかったことのない謎の駅弁です。
何度乗っても期待を裏切らない大井川鐵道でした。今日は天気が今一歩でしたので、再チャレンジのうえ、関の沢鉄橋を行く列車の撮影をプランに組み込みたいです。「トーマス号」運行期間中は混むようなので、秋頃に行けたなら「ほんとうのさいわい」です。
新金谷駅前にあるプラザロコ内の土産物店で「Bトレインショーティー大井川鐵道きかんしゃトーマス号」が税込定価1980円のところ、500円(税込)で投げ売り状態となっていました。組み立てが面倒なので、「Bトレ」には手を出していない私ですが、ついつい1個買ってしまいました。…やっぱり組み立ては面倒でした。客車屋根にバリが残っている点など、私のいい加減な仕事ぶりが表れています。
ここでご紹介するために一生懸命組み立てましたが、そうでなければ、「箪笥の肥やし」となっていたことでしょう。
(今回の旅はこれでおしまい)
⇒参考:大井川鉄道のトレインビュー・川根温泉ホテル
土砂崩落のため不通となっていた大井川鐵道井川線接岨峡温泉~井川間は、2017年3月11日から運転を再開、これを記念して(?)早速乗車することにしました。
⇒復旧した大井川鐵道井川線に乗車
⇒秘境駅尾盛駅が凄い
⇒ここも凄い・奥大井湖上駅で下車
⇒大井川鉄道のSL列車に乗車
⇒新金谷駅でSLの方向転換や留置車両を見物(←今ここ)
新金谷駅でのSLの方向転換を見物
SL列車終点の新金谷駅では、到着後にSLの転車台ショーが「開催」されるため、乗り継ぎの金谷行の電車には乗らず、構内の転車台へ向かいます。これは一見の価値が有ります。
新金谷駅の転車台には、現在運行されていない「C12形164号機」が「展示」されています。(2017.4.10 16:19)
金谷行普通列車が発車すると、SL列車の入換が始まります。本日の牽引は「C10形8号機」でした。(2017.4.10 16:21)
客車と電気機関車は転線し、側線に留置され、蒸気機関車は切り離されて転車台に向かいます。右はED500形「いぶき501」で、三岐鉄道西藤原駅で保存されていた 「いぶき502」が解体されてしまった現在、貴重な存在です。その昔は東海道本線近江長岡駅から分岐する大阪セメント専用線で活躍していました。当時の写真があったハズですが、発掘できませんでした。(2017.4.10 16:23)
「C10形8号機」は転車台に向かい、まず自走できない「C12形164号機」を転車台から引き出し、側線に留置します。(2017.4.10 16:33)
その後、「C10形8号機」自体が転車台で方向転換をします。(2017.4.10 16:35)
電動式の転車台でゆっくりと回転します。間近で「生きている」蒸気機関車をじっくりと見物できるとあって、これは一見の価値ありです。当たり前ですが、乗っているとなかなか機関車を見ることができないので。(2017.4.10 16:37)
再び側線から「C12形164号機」を引き出し、転車台に戻し、「C10形8号機」は入庫して任務完了です。(2017.4.10 16:46)
新金谷駅の留置車両を撮影して撤収
「転車台ショー」を堪能した後は、旧砂利採取線に留置されている14系客車を見物に行きます。旧砂利採取線は転車台から本線を挟んだ反対側となります。転車台の南側にある陸橋(道路)を利用すると便利です。
急行「はまなす」で使用されていたスハフ14-502、スハフ14-557、オハ14-511、オハ14-535の4両が昨年搬入され今年(2017年)中の使用開始を目指しているとのことです。
⇒参考:急行はまなすの乗車記&撮影
4両の編成状態で留置されています。駅寄りの3両は再塗装されたのか、外観は美しい状態です。
スハフ14-557は綺麗な状態です。
最後尾の1両、スハフ14-502のみは今後の整備待ちといった状態です。
ところで、14系が留置されている線路のすぐ横に公道があり、脇には住宅が立ち並んでいます。家の目の前に14系客車があるという暮らしは、とても羨ましいですね。オリジナルの姿の14系は、SL列車に新たなシーンを提供してくれそうです。
個人的にはSLには旧型客車が絶対に良いと感じる一方で、老朽化の問題やや夏期の快適性を考えると14系導入も歓迎されましょう。ファミリー層が大半であろう「きかんしゃトーマス号」にこそ冷房車両が必要と考えられますが、そうなると14系のオリジナル塗色が失われることになり、これはこれで非常に悩ましいところです。
また平日にもかかわらず、本日のSL列車が客車6両であったことを念頭に置くと、14系の4両は中途半端にも思われ、今後の使用方法に注目したいです。
なおこの旧砂利採取線はもう少し先まで伸びており、廃車車両の留置や解体にも使用されています。本線の車両は譲渡車両ばかりで、老朽化により順次交代していきます。
しかし、ほぼそのまま解体されてしまうのは残念です。千頭駅構内で保存展示でもしていただけたなら、一大鉄道博物館が完成するのではないでしょうか。
大井川鉄道の昔懐かしい車両たち(過去の記録から)
ここで、懐かしい電車の写真を少しご紹介します。
旧北陸鉄道の「しらさぎ号」、この電車は里帰りして山中温泉で保存されています。(1997.7.5家山)
近鉄養老線、その昔は名古屋線の特急車であった420系は、昨年解体されました。 (1997.7.5 抜里)
旧西武クモハ351形、この車両も昨年解体されてしまいました。(1997.7.5 笹間渡)
2014年限りで運転を終了した旧京阪3000系、ちょっともったいないですね…。 (1997.7.5 笹間渡)
車庫横の公園からは留置されている車両が撮影できます。このE31もいよいよ営業運転に向けて整備を開始するとのこと、SL列車の姿が大きく変わりそうな今後の大井川鐵道、しばらく目が離せません。
金谷行コミュニティバスに乗ってからの帰宅
留置車両の撮影後、線路沿いを北に向かい、旧東海道らしき街並みにあるバス停から、金谷行コミュニティバスに乗ります。部外者が利用するにはハードルの高いコミュニティバス、もちろん乗車時に行先を運転手さんに確認したうえで乗車します。
車内ではバス停の案内放送はあるものの、料金の表示はなし。降車時に支払うようで、勘で100円玉2枚用意して、運転手さんに確認すると、やはり運賃は200円でした。
曲がりくねった狭い道に旧東海道の面影を感じる「東町」バス停から金谷行に乗車、ちなみに新金谷駅にも立ち寄ります。
金谷駅に到着した島田市のコミュニティバス、御多分に漏れずルートは複雑で、お客さんは私の他は1名でした。ただし、乗車した「東町」からは「新金谷駅」を経由して遠回りすることなく金谷駅に至りました。
最後は豊橋からの特別快速車内で「ビールと駅弁」です。豊橋駅弁「毎月0のつく日は駅弁の日」弁当(880円・壺屋弁当部)、「地域限定」として静岡駅、富士駅、沼津駅も記載されていますが、豊橋駅以外ではお目にかかったことのない謎の駅弁です。
何度乗っても期待を裏切らない大井川鐵道でした。今日は天気が今一歩でしたので、再チャレンジのうえ、関の沢鉄橋を行く列車の撮影をプランに組み込みたいです。「トーマス号」運行期間中は混むようなので、秋頃に行けたなら「ほんとうのさいわい」です。
【乗車記録】 ・東町17:16→金谷駅17:25頃 (島田市コミュニティバス) ・金谷17:34→浜松18:14 モハ313-2505 6両 ・浜松18:28→豊橋19:05 クモハ311-6 4両 ・豊橋19:18→名古屋20:12 クモハ313-5016 8両 |
新金谷駅前にあるプラザロコ内の土産物店で「Bトレインショーティー大井川鐵道きかんしゃトーマス号」が税込定価1980円のところ、500円(税込)で投げ売り状態となっていました。組み立てが面倒なので、「Bトレ」には手を出していない私ですが、ついつい1個買ってしまいました。…やっぱり組み立ては面倒でした。客車屋根にバリが残っている点など、私のいい加減な仕事ぶりが表れています。
ここでご紹介するために一生懸命組み立てましたが、そうでなければ、「箪笥の肥やし」となっていたことでしょう。
(今回の旅はこれでおしまい)
⇒参考:大井川鉄道のトレインビュー・川根温泉ホテル