三陸鉄道北リアス線の観光列車の「こたつ列車」に乗車した体験談

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震災後、初めて訪れる三陸の旅(その2)・・・三陸鉄道北リアス線のこたつ列車に乗車

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。

忘れもしない東日本大震災、この2018年3月で7周年を迎えます。その被災地である三陸地方は幾度となく旅した地ですが、震災以来、初めて訪れましたのでその模様を報告します。



八戸線のキハ40が引退、乗り納めの旅
⇒三陸鉄道北リアス線のこたつ列車になまはげ登場(←今ここ
三陸鉄道田老駅へ・被害を受けた街とかつての鉄道写真
山田線「代行バス」の旅
三陸鉄道南リアス線に乗車
盛駅周辺を徘徊
盛から気仙沼まで大船渡線BRTバスの旅
気仙沼線のBRTバスの旅
石巻線で女川まで・津波被害の駅前などを見る
石巻線のDE10貨物列車を撮影
仙石東北ラインに乗車してから名古屋に帰還


 


三陸鉄道北リアス線の旅・・・なまはげ(なもみ)登場のこたつ列車で


一時の「あまちゃん」ブームの折には満員となる列車もあった三陸鉄道北リアス線ですが、まだまだ人気は衰えないのか、本日の「こたつ列車」は上下ともに満席だそうです。

この「こたつ列車」については、レストラン列車の一種として、一緒に乗車した本サイト「鉄宿!」管理人P氏が詳細をレポートしてくれるため、ここでは車窓風景を中心にその様子を簡単にご紹介します。

⇒参考:こたつ列車・弁当や車内販売のビールなどで贅沢三昧の旅


三陸鉄道久慈駅にあったメッセージボード。今春卒業する高校生も、震災時は小学生だったのですね。北三陸での復興工事は完成に近づき、これからは「心の復興」です。思わず目頭が熱くなる、心に響く素晴らしいメッセージです。

三陸鉄道久慈駅の切符売り場
私が震災から7年という歳月に涙している間に、P氏は予約した指定券やお弁当の購入を急ぎます。あっという間に長い列ができたので、乗り換え時には要注意です。

三陸鉄道36形と、JR八戸線のキハ40の組み合わせ
三陸鉄道開業時の1984年に16両導入、その翌年に3両増備された36-100型・36-200型も、南北リアス線合わせて8両健在です。キハ40との顔合わせも3月までです。

三陸鉄道のキットカットラッピング列車
ツアー旅行の団体列車が久慈駅に到着しました。旅行先として、根強い人気があるのですね。(2018.2.17 11:53)


参考久慈駅近くの鉄道の見えるホテル・久慈グランドホテル


久慈発のこたつ列車
「こたつ列車」は、久慈12:15発の定期列車後部に連結されています。先頭の一般車にヘッドマークが付いています。

こたつ列車の車内
「さんりくはまかぜ」との愛称で、2014年に新製されたお座敷車両が「こたつ列車」となります。「岩手まるごと博物館をコンセプトに、岩手の古民家風イメージ」とした車両だそうです。





「こたつ列車」は12:15に久慈を発車。久慈市から、野田村・普代村・田野畑村・岩泉町を通り、宮古市までの71㎞、約1時間40分の旅です。

車内は我々と同世代かそれ以上の女性客が中心で、ほぼ満席です。久慈まで乗車した八戸線とは明らかに客層が異なり、駅前に観光バスが駐車していたことから、バスツアーに組み込まれた「イベント」でもあるようです。

車内ではアテンダントさんによる車窓解説があり、震災とその後の復旧の様子を写真とともに聞くと、やはり衝撃を受けます。 暖かい車内でビールをいただきつつ震災を想うというていたらくは、誠に情けなくもあり、思わずP氏に気付かれないように、そっと涙を拭いたのでした。

この付近、積雪は多くないものの、雪の日もあり、車体の汚れも目立つことでしょう。それにもかかわらずこの車両の側面窓は汚れがなく、清掃が行き届いていて観光列車として素晴らしい配慮です。

十府ヶ浦海岸駅付近の車窓
十府ヶ浦海岸駅付近の車窓です。国道45号線の向こうに、震災後建設された防潮堤があります。この十府ヶ浦海岸駅は野田村に位置し、被災による住宅の高台移転に伴い、その最寄駅として2017年3月に新設されました。(2018.2.17 12:35)

「あまちゃん」のロケ地となった堀内(ほりない)駅からの車窓
「あまちゃん」のロケ地となった堀内(ほりない)駅からの車窓風景です。ドラマでは「袖ヶ浜駅」として登場しました。(2018.2.17 12:46)

島越駅からの車窓
田野畑村にある島越駅からの車窓です。ここは津波により駅舎と線路(高架橋)が流されて、壊滅的な被害を受けたところです。2014年4月に北リアス線は全線復旧、写真中央の青いドーム状の屋根の東屋付近に洒落た外観の駅舎がありましたが津波で倒壊してしまい、山側に新駅舎が建設されました。(2018.2.17 13:12)

三陸鉄道のなもみが登場
秋田の「なまはげ」に似た「なもみ」が出現。登場時は車内の照明が暗くなり、トンネルが多いことを上手く利用した(?)イベントです。岩手県北部での小正月行事の風習だそうです。(2018.2.17 13:29)





こたつ列車の乗車証明書
乗車証明書をいただきました。前述のとおり、車窓案内あり、イベントありで全く飽きない1時間40分でした。普段は財布の紐が固い(?)P氏が、車内販売の「おつまみ昆布」を買っていたのは特筆すべき点で、その充実ぶりを雄弁に物語っています。

三陸鉄道の宮古駅
13:54、終点の宮古駅に到着しました。欲を言えば、「こたつ」なので、一度座ってしまうと、前後左右と車内をウロウロできない点が、「鉄」としては物足りない点でした。なので、来春の山田線宮古~釜石復活以降には、久慈から再度、三陸鉄道に乗車しようと誓いました。

三陸鉄道の宮古駅の土産物売り場
三陸鉄道宮古駅には売店コーナーがあり、各種グッズの取り扱いがあります。

三陸鉄道のチョロQ
私はここでチョロQ(800円)を買いました。鉄道やバス会社のオリジナルグッズとして一世を風靡した(?)チョロQですが、最近はお目にかかることが少なくなりました。

宮古駅で出発を待つ久慈行きのこたつ列車
宮古に到着後、「こたつ列車」36-Z1号車は切り離されて、久慈行の臨時快速として 14:40に出発し、後部の一般車(36-706号)は15:09発の普通列車久慈行となります。(2018.2.17 14:18)





久慈行の臨時快速「こたつ列車」
宮古駅から西へ400mほどの場所で、久慈行の臨時快速「こたつ列車」を撮影。この列車も本日は満席とのことです。今度は、こちら側にヘッドマークが付いていました。なお手前の線路はJR山田線です。(2018.2.17 14:41)


三陸鉄道田老駅へ・被害を受けた街とかつての鉄道写真
参考宮古駅近くの鉄道の見えるホテル・ホテルビッグウェーブ


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