JR大宮総合車両センターの社員食堂でふわとろオムライスを食べた記録

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鉄道ふれあいフェアにて、「ふわとろオムライス」を食べた記録

2016年5月28日、鉄道の街として発展を遂げた大宮という事で、年に一度の鉄道ふれあいフェアの開催日です。あらかじめパンフレットを見て、とくに超マニアックなものが有る訳でもなく、おそらくチビッ子と親子連れで大混雑するだろうから、行こうかどうか迷ってました。

鉄道ふれあいフェアのパンフレット
(パンフレットがくしゃくしゃ・笑。全く物欲ないので、こうなっちゃうんです。)


しかし、パンフをよーく見ると、妙に気になる2つの文言が書いてあります。うーん、どうしよう、・・・・後述する一言で、行くことに決定しました。

鉄道ふれあいフェアの気になる記述


鉄道ふれあいフェアに行くことにした理由
まずは限定駅弁をゲット
大宮総合車両センターの社員食堂でふわとろオムライスを食べた
お土産に、昔懐かしの食堂車のビーフカレー(レトルト)を購入





鉄道ふれあいフェアに行くことにした理由


私は極力人ごみを避けたいと思っているので(理由は単純に疲れるから)、駅弁マニアとしては相当悩んでいたのは確かですが、背中を思いっきり押すような理由がありました。それが、フォロワーさんからの一言。



なんと!寝台特急カシオペア寝台特急北斗星と言った、私の大の思い出が詰まっている名列車の食堂車のメニューを監修したシェフ、五十嵐章料理長が直々に腕を振るうというのです!

これはもう、行くしかないでしょう。フォロワーさんが発見したPDFの写しが下記です。カシオペアなどに乗務していたアテンダントがグッズ販売もするという事で、それも楽しみだなと思いました。

大宮総合車両センターの社員食堂の一般開放の案内


よく読んでみると、五十嵐シェフが作るのはふわとろオムライス。限定300食という事で、これは売り切れになったら一生悔やむぞという事で、ま、朝の10時半発売で、こんなメニューだけを目当てに来る客は絶対いないはずだと思って、10時過ぎに食堂に並ぶつもりで出かけました。


 


まずは限定駅弁をゲット


さーて、9時45分くらいに大宮駅から大宮総合車両センターに向かって歩きはじめると、予想通りのかなりの人気です。賑わいも凄くて、ここにチビッ子を連れてきて一日いたら、さぞかし疲れるだろうなと思いました。親子連れの方は、本当に凄いですね。



鉄道ふれあいフェアの入口(大宮総合車両センター会場)

EF60の顔


鉄道ふれあいフェアでは、面白いイベントもたくさんあります。が、それは皆さんにお任せしまして、・・・というか、そっちに行ってもらわないと、これが無くなってしまうので・笑。

鉄道ふれあいフェアの限定駅弁


はい、鉄道ふれあいフェア限定駅弁です。JR東日本クロスステーションが販売します。2種類あって、1つが日本ばし大増、もう1つが大船軒が担当していました(どちらも日本レストランのグループ企業です)。

これ以外にも複数の駅弁が売られていました。上の写真の奥に見えるのは、牛たん弁当ですね。あれも美味いんですが、今回は買うわけにはまいりません。なお、この限定駅弁については、別ページに記載しましたので、そちらをご覧ください。

⇒鉄道ふれあいフェア記念弁当2種類を食べた感想(準備中)



大宮総合車両センターの社員食堂でふわとろオムライスを食べた


さてまず真っ先に駅弁を買って、すぐに大宮総合車両センターの社員食堂に直行です。大宮総合車両センターの入り口を入って、すぐ左手の階段を上がると食堂です。広いセンター内をウロウロして疲れずに済みます・笑。

社員食堂の案内表示


会場では鉄道車両のあるところは人だかりとなっていましたが、午前10時10分くらいでは食堂に行く人はほとんどいません。ふわとろオムライスが売り切れていたら懐かしの食堂車カレーを食べようと思っていましたが、安心しました。

社員食堂一般開放の時のメニュー


社員食堂に行ってみると、30人ほどの行列ができています。あと20分ほど待たないとなと思っていたら、予定を10分切り上げて、10時20分から販売開始となりました。無事食券をゲットして、ふわとろオムライスの受取口に並びます。みんな、ふわとろオムライスが目当てでした・笑。

ふわとろオムライスの食券


並んでいると、調理場に巨人がいらっしゃいました。デカい人だな!と思ったら、それが五十嵐章シェフでした。必死こいてふわとろオムライスをさばいていました。多くの人がそれを写真撮影したり、動画撮影したりして楽しんでました。凄い有名人だ!




そして僕の番になって、無事にふわとろオムライスを受け取りまして、非常に広い食堂の一角に座って、ふわとろオムライスの写真撮影。

ふわとろオムライス


参考までに、食堂車ではこのようなメニューはありません。今回は食堂車で使われていたデミグラスソースがふわとろオムライスに使われている、というかなり強引な展開です・苦笑。




さて記念撮影も終わったので、650円のふわとろオムライス、食べてみました。そのお味は・・・普通です・笑。これほどまでに普通の味だとは。。。というか、その辺の食堂の方が30倍くらい美味いような。。。。

ふわとろオムライスの味


いや、そんな事言ってはなりません。だいたいJR東日本クロスステーションがそんなに美味い物を作る訳がないんだ。今回はただただ、食堂車に関わった人をもう一度見ておきたかったのです。

それに、やっぱり大宮総合車両センターの社員食堂に来てみたかった。だってこれほどまでに広い食堂が、おそらく毎日、お昼時にはたくさんの鉄道員で埋め尽くされるのだと思いますし、それをイメージしただけでなんだか嬉しいじゃないですか。

ふわとろオムライスと社員食堂の様子


ふわとろオムライスを受け取る時に列に並んでいたら、若い鉄道ファンが「食堂車って1回しか行った事ないんだ、朝食で卵を食べて、それが凄く美味しくて、なかなかやるなと思った!」とお友達と話していました。(たぶん、スクランブルエッグの事だと思う)

そう、食堂車って、そういう思い出が「美味しい」んですよ。今回のふわとろオムライスを出されたらいくらなんでも「???」となるでしょうが、やっぱ旅は食堂車に限りますね!

なお、大真面目に書きますと、北斗星などを担当したJR東日本クロスステーションの味の方は確かに改善の余地は大ありですが、一方でトワイライトエクスプレスの食堂車ダイナープレヤデスは、世界でも有数のレベルです。心から、もう一度食べてみたいと思います。

どこか街中のレストランでもいいから、ダイナープレヤデスの料理を出してくれないかなあ。喜んで食べに出かけるんだけど。



お土産に、昔懐かしの食堂車のビーフカレー(レトルト)を購入


ふわとろオムライスを食べた後は、カシオペアなどで働いていらっしゃったアテンダントさんがせわしく売り子をしてらっしゃる、記念グッズコーナーに行きました。社員食堂の奥のスペースを仕切って、主に北斗星やカシオペア関連グッズを販売しています。

懐かしの食堂車のビーフカレーの売り場


私は冒頭に記したように、物欲は全くないので、ここは食堂車のビーフカレーを購入します。寝台特急カシオペアのパッケージデザインが嬉しいですね。「上野→札幌」デザインと、「札幌→上野」デザインが有るので、味は同じですが両方買ってきました。

下の写真は、帰宅してから駅弁と一緒に撮影したカレーライスです。こうやって並べると、ちょっと壮観です。なんだかDVDセットにも見えてきます・笑。

食堂車のビーフカレーと、鉄道ふれあいフェア記念弁当


で、売り場のアテンダントさんを見ると、思わず「懐かしい!」と思ってしまいました。あの人も、あの人も、この男の人も、すべての人から車内でコーヒーやお弁当を買わせてもらいました。食堂車でも料理を配膳してもらいました。

私にとっては北斗星とカシオペアは、実は趣味ではなくて「私生活」に大きな変化をもたらした、一人の人間の人生を左右した、非常に重要な存在でした。

それらの列車に彼ら彼女らが乗務して、そして私たちに誠心誠意尽くしてくれたことに、心の底から感謝したいと思いました。ハードな職場で、よくぞ頑張ってくださった。礼を言いたいです。

カレーを買う時に男性氏に「列車に乗っていらっしゃいましたよね、よくお見掛けしました」とつい言ってしまいまして、そうしたらニッコリ笑って、「ありがとうございます。」と会釈されました。ああ、なんかいいな。来てよかったなと思いました。

今回の大宮総合車両センターの社員食堂の特別メニューの存在を教えて下さったフォロワーさんにも、心から感謝したいと思います。私は一足早く帰宅しましたけれども、その後は会場で存分に楽しんだのでしょうか。また、どこかでお会いしたいです。


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