大平台駅のスイッチバックで箱根登山鉄道のモハ1形や2形を撮影

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箱根登山鉄道の撮影記(その2)・・・大平台駅のスイッチバックで撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は、10月以来再びとなる箱根登山鉄道の旧型電車撮影の旅です。

ムーンライトながらに乗車して箱根まで移動
⇒大平台駅のスイッチバックで撮影(←今ここ


参考箱根登山鉄道を訪問、2017年2月引退の110号などの駆け足撮影記録
参考箱根湯本駅のトレインビューは湯本富士屋ホテル


 


大平台駅周辺で撮影


さて今日は大晦日。前ページでも述べた通り、「紅白歌合戦」開始までには、名古屋の自宅に帰らなくてはなりません。余り時間もないので、前回も訪れた大平台駅付近で撮影をすることにします。




現在運行されている箱根登山鉄道の旧型電車は、次の7両です。

・モハ1形 「103+107」 →2両固定編成(釣掛駆動・ロングシート)
・モハ1形 「104+106」 →2両固定編成(ロングシート)
・モハ2形 「108」 →両運転台(金太郎・クロスシート)
・モハ2形 「109」 →両運転台(クロスシート)
・モハ2形 「110」 →両運転台(復刻塗装・引退予定・クロスシート)



箱根登山鉄道のモハ1形
大平台駅を発車した箱根湯本行を後追いで撮影。箱根登山鉄道の急勾配が実感できます。なお、大平台駅はスイッチバック構造で、右側の線路が強羅方面です。後部2両「103+107」の編成は唯一の釣掛駆動の車両です。 (2016.12.31 11:15)


大平台駅に到着する箱根湯本行を踏切横から撮影。警報機がないので列車の接近には要注意です。なおこの時間帯は完全逆光、日の長い時期の午後遅くなら順光になりそうです。(2016.12.31 11:26)

モハ2形110号
上の写真と同じ列車を後追い撮影。電車は2017年2月限りで引退のモハ2形110号です。(2016.12.31 11:27)



(箱根登山鉄道のモハ2形110号電車のサウンド)



下の線路の踏切脇から大平台駅でスイッチバックした同じ列車を撮影。この踏切も警報機がないので、列車の接近には注意が必要です。(2016.12.31 11:30)

箱根登山鉄道の103号(大平台駅にて)
先程撮影した103号が箱根湯本で折り返してきました。午後になると正面も順光になることでしょう。(2016.12.31 11:54)


同じ列車を後追い撮影。この時期は日影となる部分が多くて、撮影には苦労します。(2016.12.31 11:54)

箱根登山鉄道の108号(大平台駅にて)
上の写真と同じ列車が大平台駅でスイッチバックしましたので再び撮影。同じ列車を何度も撮影することが出来ます。(2016.12.31 11:57)

箱根登山鉄道の109号と110号
大平台駅に到着する強羅行。まだまだ正面に日は当たりません。(2016.12.31 12:06)

大平台駅にて撮影した110号電車
車体に落ちる影が大きくなってきました。この時期の撮影は本当に難しいです。(2016.12.31 12:06)

モハ1形「104+106」(大平台駅)
モハ1形「104+106」の編成です。本日も旧型車が3編成でフル稼働でした。(2016.12.31 12:08)





18きっぷで名古屋へ帰る


12:30発の列車で大平台駅を後にします。箱根湯本で乗り換え小田原に着き、東海道本線の下り列車を待っていたところ、何と!国府津~鴨宮間で人身事故発生の為、復旧には1時間以上かかる見込みとのこと。

もう1本早い列車に乗っていれば、と一瞬後悔したものの、先ほど早雲山駅で駅員さんの親切な対応で元気をいただいた私、自主的振替輸送を素早く決断。普段なら復旧を待つところですが、今日は大晦日、家族揃って見る「紅白歌合戦」までにはどうしても帰らなくてはなりませんので・・・。

新幹線改札口へ急ぎます。下り「こだま」の発車まであと2~3分ですが、窓口氏の「神対応」で熱海までの自由席特急券+乗車券が素早く発券され、「13:36分発、まだ間に合いますから!」との言葉で階段を駆け上がると、余裕で乗車することができました。

「こだま657号」のデッキや通路には、立っているお客さんも多いです。私は熱海まで10分の乗車なので苦にはなりませんが、大晦日は「こだま号」でも混むのですね。

大平台駅の駅舎の外観
ホームから階段を上った国道1号線沿いにある、大平台駅の駅舎。ただし、券売機や係員窓口は駅のホーム上にあります。


小田原から熱海まで「飛び道具」を使う羽目に・・・。


熱海以西の東海道本線は何事もなかったかのように、平常定刻運転。無事「紅白歌合戦」までに帰宅をすることができました。

今回は夜行日帰りという強行軍ながら、箱根はもとより「箱根登山鉄道」の魅力を再々発見することができました。そして何より嬉しかったのは、早雲山の駅員の方の「神対応」です。

悩める子羊であった私の心を見抜いたうえでの対応・・・とまでは言い過ぎかも知れませんが、接客の達人は駅にもいらっしゃるのですね。箱根登山鉄道110号車両は2月限りですが、それにかかわらずまた箱根の旅を楽しみたいものです。


【乗車記録】

・小田原13:36→熱海13:46 「こだま657」726-3503 16両
・熱海14:13→浜松16:56 クモハ211-5014 6両
・浜松17:03→名古屋18:28 クモハ313-5008 8両




箱根湯本駅の「はこね大名弁当」(㈱後藤商事)を頂いた


はこね大名弁当(箱根湯本駅)
2段式が豪華な「はこね大名弁当」(㈱後藤商事・1100円)、箱根湯本駅で購入し、東海道線グリーン車内で優雅にいただく予定でしたが、熱海駅新幹線ホームのベンチで慌ただしく食しました。

(今回の旅はこれでおしまい)


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