鉄道の見えるホテル・旅館 完全ガイド

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夜行急行「きたぐに」最後に残る583系寝台電車

世界初の寝台「電車」である、583系寝台列車の、「きたぐに」に乗車した時の様子です。(追記:すでに廃止されました



583系寝台電車は、すでに日本でもこの列車が唯一の存在。急行という列車種別自体も絶滅寸前です。

古き良き、昭和の国鉄時代の面影を強く残す寝台急行きたぐに。これはぜひ、子供たちに体験させてあげたいですよね

今回は、A寝台に乗車して、のんびりゆったりと、夜の旅を楽しんできました。


急行きたぐに、乗車記録


わざわざ子供を連れて取材をした記録です。いつ消えてもおかしくない、急行きたぐにを、楽しんできました。

●車体の「きたぐにエクスプレス」のロゴマーク










●夜行列車のグリーン車は、超ガラガラ状態。これに乗るならば、寝台車の方が断然楽だし、夜行列車としては、中途半端な存在かな。



●開放型B寝台。いまどき珍しい3段式寝台の様子に、子供は珍しさを感じたようです。

が、ここで車掌に突然、「撮影禁止!」と言い渡されました。「どうして??」と納得いかない僕に、「カーテンの隙間に、寝ている乗客がいるかもしれない。乗客から、隠し撮りされたというトラブルがかつてあったので、撮影をお断りしています」との事。

そんな話は初めて聞いたので、理解はできるけれども、全くガラガラで誰もいない寝台で、子供と写真撮影しただけなのに、急に否定された気分になって、大いに気分を害しました。

子供と記念写真も撮れない世の中になってしまったのか? 昭和時代の鉄道車両の中で、平成の現代の世を、恨めしく思いました。

車掌さんそのものは、いい感じのお人柄でしたが、やはり、気持ちの良い出来事ではなかったです。

みなさんも記念撮影する時は、車掌さんのいない時に手短にすませましょう。



●これは上・中の寝台を収納して、下段寝台を座席に変えた状態の座席車。これも今は他では絶対に見られない光景なので、子供たちは興味シンシンでしたね。



寝台急行きたぐにの開放型A寝台


管理人一行は、A寝台に乗車しました。開放型のA寝台も、今(2011年)やこのきたぐにと、同じ路線を走る、寝台特急日本海に存在するのみ。

開放型A寝台という存在も、今乗らないと一生乗れなくなる事でしょう

それに、スペースが広いし、子供たちを2人、A寝台で寝かせるのは、ちょうど良いスペースなのです。

A寝台料金で、小学生2人まで、乗車できます。

●A寝台下段で、発車前の子どもたち。既に深夜帯で、非常に眠そうです。




●上段に上るはしごではしゃぐ娘。梯子を上り下りしたくなるんですよね、子供って。寝台車自体が、非現実的な空間で、子供は本当に喜びます。



●A寝台上段。小窓が付いていて、開けると外が見えます。が、大きな窓の付いている下段の居住性とは、比べるべくもないですね。



●発車早々に寝てしまった子供たち。



●開放型A寝台の朝。朝からおやつです。



●終点直前まで寝ていた子供。電車の中で寝るのは、気持ちの良いものです。



●終点の新潟駅にて。非常に、良い思い出になったようです。今度は別の寝台列車に乗りたいと、今も盛んに要求してきます。



寝台急行きたぐにの関連動画

ここでは、寝台急行きたぐにの動画を掲載しておきます。きたぐにの雰囲気を、どうぞお楽しみください。

●国鉄カラーの時代の「急行きたぐに」です。この塗装の色、本当に素晴らしい。昭和の列車という性格を前面に出して頂いて、カラーをこの時に戻して、運行して欲しいなあと、一ファンとして、そう思います。



●ちょっと揺れていて見にくい部分もありますが、寝台車内の様子が分かります。



●きたぐに号の車内アナウンス。京都発車後のアナウンスですね。



●車窓ダイジェスト。お暇な時にでもどうぞ。いい雰囲気だなあ。夜汽車の旅って。




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