津山駅から郡家駅まで因美線に乗車した時の記録

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。この夏（2017年）は、木次線「奥出雲おろち号」と若桜鉄道の旅をしてきました。




今回の撮影旅行は、いくつかのページに分割して、ご紹介しています。ご興味のあるところをクリックして頂いて、それぞれのページに進んでください。

⇒米子駅と宍道駅で朝の撮り鉄活動
⇒木次駅でトロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗って木次線を旅する
⇒出雲坂根駅のスイッチバックと木次線の大展望
⇒備後落合駅で過ごす2時間
⇒芸備線・備後落合から新見までの旅
⇒津山駅から郡家駅まで、因美線に乗車（←今ここ）
⇒「鉄道ファンとライダーの聖地」若桜鉄道隼駅へ
⇒若桜鉄道の若桜駅へ・SLなども見学
⇒餘部駅で餘部橋梁を行く列車を撮影

昔の因美線の写真も交えつつ、現代の因美線に乗り鉄の旅

駅前広場にバスターミナルが新設され、駅舎がよく見えなくなった津山駅。駅構内にはセブンイレブンがあります。なお、道路を渡ったところにあった津山広域バスセンターは廃止され、現在は駐車場となっています。

⇒参考：津山駅すぐ近くのトレインビューホテル・ホテルアルファワン津山


津山からは6：42発の快速・智頭行に乗車。土曜日早朝とあって、到着する列車からは部活高校生が下車する一方で、智頭行のお客さんは我々を含めて旅行者ばかり10名程です。

東津山からの因美線に乗車するのは久しぶりです。1996年（平成８年）８月に乗車した時の写真が発掘されました。ということは、21年ぶりの乗車のようです。その時の写真をご紹介します。


当時すでに因美線の普通列車は、一部を除いて智頭で乗り換えとなっていました。智頭駅で撮影したキハ40単行の津山行です。なお智頭急行は、既に1994年12月に開業していました。（1996.8.9）


高野駅を通過する急行「砂丘」です。因美線は、優等列車がタブレットを通過しながら受け渡しする最後の路線でした。１９９７年、５往復あった急行「砂丘」は、智頭急行経由の特急「いなば」（現在の「スーパーいなば」）運行開始に伴い廃止されました。（1996.8.9）


高野駅の通票授器にセットされたタブレットです。急行列車の乗務員は通過しながら、これを受け取りました。（1996.8.9）


２１年前は有人駅でしたが、現在は無人駅となり交換設備も撤去されてしまった現在の高野駅です。まさに盛者必衰でございます。（2017.9.2 6:52）


美作加茂駅では列車交換のため５分程停車します。智頭行は「快速」の表示があります。余談ながら、写真右端、運転士と会話しているご老人は乗客ではなく、散歩中のご近所さんでした。


美作河井駅です。美作加茂の駅舎は改築されましたが、因美線の東津山～智頭間には味わい深い木造駅舎のある駅があり、いつか訪問してみたいものです。（2017.9.2 7:24）


ここまでお客さんの動きはほとんどありませんでしたが、美作河井駅から地元の方と思しき年配のハイキング客が10名程乗車され、次の那岐駅で下車されました。実に器用に因美線を利用されていて感心です。

また山間部ではサービス徐行…ではなく落石防止のための速度制限区間が多くなります。県境を過ぎ鳥取県に入った那岐駅で件のハイキング客が下車し、部活の生徒さんが２名乗車、終点の智頭駅には7：51に到着。39分の待ち合わせで、鳥取行に乗り換えます。


ここまで乗車したキハ120は折り返し8：15発の津山行になります。因美線の東津山～智頭まではＪＲ西日本岡山支社の管轄、智頭からは米子支社の管轄で、列車は一部を除いて智頭で乗り換えです。


智頭駅では待ち合わせ時間があるので、駅前を散策します。今日もＰ氏との旅です。もちろん智頭駅は有人駅でみどりの窓口があるものの、例によってキオスクはありません。また、智頭急行の駅舎は別にあります。


智頭８：３０発の鳥取行はキハ４７の３連で、停車駅ごとにお客さんの乗車があり、我々が下車したここ郡家駅でも乗車多数でした。郡家では特急「スーパーはくと４号」との交換で３分停車します。（2017.9.2 9:02）


郡家駅の１番ホームには、若桜鉄道の若桜発鳥取行が８：５９から９：１２の発車まで停車中。３番ホームの９：０３発鳥取行に乗り換えた方が、鳥取駅に早く着きます。

【乗車記録】 ・津山６：４２→智頭７：５１　キハ１２０－３５８　１両 　 ・智頭８：３０→郡家９：００　キハ４７－１０５３　３両

⇒次：「鉄道ファンとライダーの聖地」若桜鉄道隼駅へ