箱根登山鉄道の駆け足撮影記録

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箱根登山鉄道を訪問、2017年2月引退の110号などの駆け足撮影記録

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は山梨実験線でのリニアの乗車の翌日に、箱根登山鉄道に乗車した様子です。


リニアに体験乗車した翌日の2016年10月29日(土)は、いつもの(?)一人旅となり、御殿場駅前で泊まった後、久々の箱根へ向かうことにします。なお今回泊まった御殿場駅前のホテル「THE GOTEMBAKAN」は、まさに駅前広場正面に位置しており、トレインビューも楽しめそうなので、参考までに。

THE GOTEMBAKANの外観

THE GOTEMBAKANの6階エレベーターホールから見た御殿場線
ホテル「THE GOTEMBAKAN」の6階エレベーターホールから撮影。雨は上がりましたが、生憎の曇天。右手に御殿場駅の駅舎があります。もう少し上の階からの方が、眺めがいいようです。各階、6、8、10、12、16号室が駅側です。


 


御殿場駅から強羅駅へ~濃霧の仙石原を超えて~


今日は御殿場駅横のバスターミナルから、8:15発の箱根登山バスに乗って、まずは仙石案内所に向かいます。なお、御殿場駅から箱根方面へは、東京と箱根を結んでいる小田急箱根高速バスに御殿場駅から乗車でき、本数も多くて便利です。しかし、脇道的人生を好む私は、土休日には2本しか運行されない路線バスを選びました。



御殿場駅の外観
御殿場駅です。写真右下のうどん店は三島・沼津駅で駅弁を販売している「桃中軒」の経営です。

御殿場駅の立ち食いうどん店で駅弁の購入が可能
このうどん店では駅弁の予約もできるようです。

御殿場駅東口を発着する小田急箱根高速バスの時刻表
箱根へは御殿場駅東口を発着する小田急箱根高速バスが便利です。

御殿場駅発仙石案内所行の箱根登山バス
御殿場駅発仙石案内所行の箱根登山バスです。


仙石案内所行のバスは、私と年配女性の2名を乗せて出発。昨日の予報では、朝から天気は回復し、日中は晴れる見込みでしたが、御殿場では曇天、途中の乙女峠では雨まで降り始めました。所要時間30分の8:45、仙石案内所行到着。710円。

深い霧に包まれています。一緒にバスを待っていた地元の方によると、「霧」は箱根名物だそうですが・・・全く景色が見えないのでは、テンションが下がります。迷った末、当初の予定通りバスを乗り継いで、すすきの名所である仙石高原に行くことにします。

霧に包まれた仙石原バス停付近
仙石案内所バス停付近。何も見えません。


バスに乗って、仙石高原までやって来ました。もちろん霧が晴れることは無く、数メートル先の風景すらわかりません。旅の達人ならこういう景色も一興として楽しむことができるのでしょうが、未熟な私はただ茫然とするのみ。

旅に際しては天気に恵まれるとこの方が多いような気がしますが、大袈裟ながら今日は敗北を認めざるを得ません。早々に撤収、再びバスに乗り、仙郷楼前で乗り換え、強羅駅へ向かいます。

しかし箱根はバスの便がとてもいいです。しかも利用者が多いようで、仙郷楼前から乗車した「施設めぐりバス」は満席でした。



霧で何も見えない仙石高原のススキ
仙石高原では「すすき」が見頃とのことで、遊歩道を歩いてみましたが、一寸先(?)は霧の中…。


 


箱根登山鉄道の魅力的な旧型電車の撮影


結果として、この日の箱根は終日天気このような天気だったようです。しかし箱根ケーブルは満員、大涌谷も多くの観光客で賑わっており、帰りの登山電車も座ることはできませんでした。箱根の偉大さを実感した次第です。

金太郎塗りのモハ2形108号
本日一番の目的は箱根登山鉄道の撮影と乗車です。ここ強羅駅では編成写真が撮影できる数少ない場所です。電車はまず手前のホームに到着し降車扱いをしてから、転線して奥のホームで乗車扱いを行い、折り返し箱根湯本行として発車します。運よく、金太郎塗りのモハ2形108号を撮影することができました。(2016.10.29 10:04)

モハ1形106号
モハ1形106号です。2両固定編成で、旧型ながらカルダン式駆動です。(2016.10.29 10:34)


1時間以上、強羅駅で撮影して観察した結果、今日の10時台は、2本の旧型電車が運用されていました。しかし残念ながら、来年2月の引退を前に復刻塗装された、モハ2型110号に出会うことはできませんでした。

相変わらず天気は冴えませんが、満員の箱根ケーブルに閉口しつつも、ロープウェイに乗り継いで、立ち入り規制の記憶がまだ新しい大涌谷に行きます。

霧の中の箱根ロープウェイ
大涌谷駅付近からの眺望です。まさに五里霧中の中、ロープウェイは平常運行です。


少し待っていたら、一瞬だけ霧が晴れました。他にない風景です。晴れていれば、芦ノ湖、そして富士山も望むことができます。是非とも再訪したいものです。

伊豆箱根バスの大涌谷バス停の渋滞表示
帰路は伊豆箱根バスで大平台へ行く予定でしたが、これではいつバスが来るのか分らん!! 少し待ちましたが、発車する気配はなく、仕方なくロープウェイを利用しました。大涌谷は約50年前の小田急(東急)対西武の箱根山戦争の激戦区(?)であり、その名残りのようなバス路線ながら、往時の気概はなさそうです。


再び早雲山を経由して、強羅から箱根登山鉄道に乗り、大平台駅で下車し、少し撮影をすることにします。

モハ1形「104+106」
強羅から乗車したモハ1形「104+106」。列車交換待ちで大平台駅に停車中です。(2016.10.29 14:15)

モハ1形「103+107」+モハ2形「108」
モハ1形「103+107」+モハ2形「108」の列車が登ってきました。大平台駅に進入する列車が撮影できるこの場所は、晴れれば午後順光です。なお「103+107」の編成は、唯一の釣掛駆動です。 (2016.10.29 14:27)

大平台駅の箱根登山鉄道
列車はこの駅でスイッチバックして強羅に向かいます。土曜日とあって、この時間の強羅行でも立ち客多数です。

箱根登山鉄道大平台駅の110号電車
なんと、110号が運用されていました。この駅で箱根湯本行の撮影はアングル的に難しいですし、来年2月の引退を前に最後の機会という可能性もあり、乗車することにしました。(2016.10.29 15:01)


箱根登山鉄道の旧型車両は次の通りの計7両。本日午後は全ての旧型車両が運行されていたことになります。

モハ1形 「103+107」 →2両固定編成(釣掛駆動・ロングシート)
モハ1形 「104+106」 →2両固定編成(ロングシート)
モハ2形 「108」 →両運転台(金太郎・クロスシート)
モハ2形 「109」 →両運転台(クロスシート)
モハ2形 「110」 →両運転台(復刻塗装・引退予定・クロスシート)



天気が今一歩で、冴えない一日でしたが、最後に110号に乗車することができたので、まぁ良しとしましょう。混雑には閉口したものの、箱根登山鉄道のロケーションは魅力的です。

リニアとはまさに対照的であり、同じ「鉄道」というカテゴリーとは思えない箱根登山鉄道、私はもちろんこちらのほうが「鉄道」であると断言しますが、とにかく是非とも 110号の引退までに再訪し、乗車と撮影を楽しみたいものです。

箱根湯本駅に到着した110号電車
箱根湯本駅まで110号に乗車しました。


参考箱根湯本駅のトレインビューは湯本富士屋ホテル
参考大平台駅のスイッチバックで撮影



在来線で名古屋へ


小田原に着いたら、あとは名古屋に帰るのみ。青春18きっぷのシーズンでないにもかかわらず、在来線に乗車します。資金繰りの都合もありますが、時間が許せば在来線でのんびり旅をしたいのです。リニアに体験乗車した後に何ですが・・・。

東京~名古屋間が40分というのはインパクトがあり、非常に魅力的です。名古屋から日帰りで、ディズニーランドを開園から閉園まで楽しむこともでしょうし、さらには通勤も不可能ではありません。しかし個人的には、移動手段として割り切りならともかく、道中も含めて「旅」を楽しむのであれば、新幹線ですら疑問である中、リニアを選ぶことはなさそうです。

などとたわごとを申しつつも、リニアでの超高速移動が常識な世の中となり、新幹線に旅情を感じる時代が来ることでしょう。あと11年後の2027年を楽しみにして、待つことにします。

今回の旅、復路は小田原を16:11の熱海行で出発、乗り継いで名古屋には21:29の到着です。所要時間6時間余り。時にはゆっくりと人生を楽しむことも必要です。

箱根登山電車弁当
小田原から熱海までの列車はボックスシートを確保することができました。早速、箱根湯本駅で入手した「箱根登山電車弁当」(㈱丸高小田原あじ彩・1080円)をいただきます。

駅弁の秋の味覚きのこ狩り
今回の旅も最後に「ビールと駅弁」が実現。これも箱根湯本駅で入手した「秋の味覚 きのこ狩り」(㈱東華軒・900円)を、豊橋からの新快速電車内でいただきました。リニアでも「ビールと駅弁」を楽しむことができるのでしょうか。

(今回の旅はこれでおしまい)



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