季節限定バージョンの峠の釜めしを食べてみた記録

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季節限定・峠の釜めしは、新境地を開拓した絶品釜飯と言える!

横川や軽井沢で売られている、日本でいちばん有名な駅弁と言えば、峠の釜めしですよね。私も何度食べた事か。でもたまたまドライブで横川SAに立ち寄った際に知ったのが、季節限定・峠の釜めしです。

春夏秋冬に分けて特別な釜めしを作るという事で、季節限定&土日限定、さらには横川サービスエリア上り線と、横川ドライブイン、横川駅前のおぎのや本店のみでの販売という事で、想像よりも買いにくい状態になっています。そんな峠の釜めしの季節限定バージョンを、ここでご紹介します。


峠の釜めし・通常バージョン
峠の釜めし・夏
峠の釜めし・秋(9月20日購入&アップデート)
峠の釜めし・冬(12月6日購入&アップデート)
峠の釜めし・春(16年3月12日購入&アップデート)


 


峠の釜めし・通常バージョン


こちらの通常バージョンの峠の釜めしは、もうご紹介するまでもありませんので、写真だけサラッと載せておきます。10年以上前だったか、おぎのやさんがテレビ取材されていて、製造工程が放映されていたんですけど、YouTube動画を探しても、ありませんでした。

非常に売れている駅弁にもかかわらず、ほとんど手作りだろ!ってくらい、人力で必死に作っている姿が非常に印象的でした。今もそのように作られているのかな。味が同じなので、たぶんそうなんだろうなあ。







なお、当然このお釜は大事に使ってまして、再利用しています。月に数回、これでご飯を炊いています。これで炊くと、ご飯ばうまくてねえ。我が家には空のお釜が3つあって、どれかがひび割れてきたりすると処分して、新規に食べたお釜を持ち帰ったりしています。



峠の釜めし・夏


初めて購入した季節限定バージョンが、峠の釜めし・夏です。わざわざこれを食べるためだけに、横川ドライブインまで車で2時間かけて行きました。帰りはお盆休みの終わりの夕方だったので、関越道が30キロの大渋滞、仕方なく下道で帰ってきたという・苦笑。

さて「夏」ですが、とても爽やかな印象ですよね。お値段が1800円と通常よりも相当高いからか、お箸も高級なものを使っていますね。




開封してみた動画と、写真で見たのが下記です。お品書きも付けていますから、おかずと見比べて確認していただければと思います。








感心した点は、いくつもあります。まず真っ先に目に飛び込むのが、アスパラやズッキーニ、がぼちゃ、ヤングコーン、枝豆などの夏野菜です。この彩りは見事で、彩り豊かなれば味も見事という事で、素晴らしいと思いました。

そして、下記、赤く色づいているのがドライトマトです。これを駅弁で食べたのは、生まれて初めての体験です。一言「美味い!」と叫んでしまったほど、夏の味が凝縮されています。

そしてご飯。おかずに隠れていて見えませんけれども、鮎の炊き込みご飯ですね。鮎の脂がご飯に沁みこみ、ご飯がピカピカに輝いていました。味は薄味で、おかずによく合います。

不思議なのは、鮎の炊き込みご飯が、夏野菜とまったく喧嘩せずに、むしろピッタリと合っていた点です。これはなるほど、相当考えられた手の込んだ逸品だと感じましたね。お値段が張る分、それに負けないナイスな味だという感想を抱きました。




そうそう、下記、お漬物も通常バージョンと異なり、夏野菜と梅干をミックスした、夏バージョンです。これがまた、美味しくてねえ。通常版の漬物は、個人的には有っても無くてもどっちでもいいとしか思った事ありませんが、これは絶対につけたほうが良いとしか思えぬ代物です。お見事!



峠の釜めし・秋


峠の釜めし・夏を買って、関越の30キロ渋滞を避けて下道で必死こいて帰ってきた記憶も冷めやらぬ9月20日、またもシルバーウィークの大混雑を知っていながら、関越道が35キロの大渋滞の中、根性で下道で、新発売の峠の釜めし・秋を買いに行ってきましたよ・笑。

「峠の釜めし・秋」のポスター


実はこの時、同じく秋季限定の超高級駅弁、4200円の松茸釜めしを購入しまして、横川サービスエリアでは松茸の誘惑(値段の誘惑?)に勝てずに、こちらの峠の釜めし・秋は自宅に持ち帰って食した次第です。

「峠の釜めし・秋」の外観


ただし中身を開けると、断然こちらの方が美味しそうです。昔ながらの釜めし(松茸釜めしを含む)でも良いのですが、釜めし文化を現代の食生活に活かした、季節限定釜めしのほうが、私は断然好きです



「峠の釜めし・秋」の中身


実際に「峠の釜めし・夏」で驚いた味わいは、「峠の釜めし・秋」にもしっかり受け継がれていて、鴨肉の土佐煮などは絶品の味わいです。(焼いたネギとの相性も抜群)

秋ですから、キノコを忘れてはいけないとばかりに、キノコ料理も駅弁としては相当に美味いと思います。シイタケの付け焼きなどは、「天晴れ!」と言う味わいです。駅弁の中に椎茸を甘ったるい煮物にして安易に入れるケースが大半ですから、それとは大違いの今回の季節限定釜めしの椎茸は、本当に素晴らしい。

マイタケやシメジ、キクラゲなども入っていますし、こういう考え抜かれた新作釜飯の意気込みを、他の駅弁屋もしっかり見習ってほしいですね。

「峠の釜めし・秋」の鴨ロースやうずらの卵、シイタケ


お品書きや秋のラベル、秋限定の漬物は以下の通りです。ミョウガの漬物や、地元の蒟蒻を使った味噌漬けも口直しにこれとない美味であり、季節限定・峠の釜めし・秋を、心底堪能しました。

「峠の釜めし・秋」のラベルやお品書き、お漬物


あ、そうだ、忘れるところでした。秋の釜めしですから、ご飯は栗ご飯なんです。これも秋を感じさせる定番ですけど、直球勝負できています。美味しいです。本当に、買って良かったなと思いました。

「峠の釜めし・秋」の栗ご飯


 


峠の釜めし・冬


さて、冬がやってきました!待ちに待った冬です!12月5日から販売開始の情報が入ったので、翌6日の日曜日の11時に狙いを定めて、行ってまいりましたよ、横川ドライブインに。

季節限定峠の釜めしの販売は、11時から(土日・祝日限定)


この日はハプニングが2つ。まず1つ目は、横川ドライブインに到着して車を降りたその瞬間、「ボー!!」というSLの音が響きわたったじゃありませんか!! 「何事か??」と思ったら、なんと目の前をSLがやってきた!! もう超慌ててカメラを構えたものの、ドライブインからはよく見えないという・涙。この通り。。。。




横川ドライブインから隣接する横川駅まで小走りに走って、偶然のSL碓井号の写メも撮ってきました。駅弁売り場とSLがちょうど一緒になる塩梅に・笑。

D51と横川駅の駅弁売り場


それにしてもSLを見れるとは、偶然にしては上出来です。生まれて初めて、D51蒸気機関車を見ることができて、SLのばい煙も思いっきり吸ってみたりして、大いに萌えました。

それと、D51 498のプレートを見ると、カッコよくて感動すると同時に、駅弁マニアとしては高崎駅の上州D51弁当を連想します。あれは、美味かった。(ちなみに今回、横川からの帰途、高崎駅に寄って、駅弁・SLロクイチ物語を購入しています)

D51 498の側面とプレート


さてD51の大興奮冷めやらぬ中、目的は峠の釜めし・冬にあり、という事で売り場に行って「冬くださ~い」と伝えたところ、「申し訳ございません、本日製造が遅れておりまして、何時に入荷するかはっきりしないんです」との事!!

これは困った!!大変困った!! 私はこれだけのために片道2時間近くかけてここまで来たのに、今回買えなかったら12月は年末しかチャンスが無いぞ、と呆然自失状態になりました。

しかし!売り場の前に直立不動で立ち尽くすこと15秒、いつ入荷するか分からぬとの釜めしが、舌の根の乾かぬ内、いきなり別の係員が登場して、「ハイ、冬、入りました~~~!」との威勢の良い声が響き渡りました。

なんたるラッキー!私って、本当にラッキー人間なんですよね。幸運ばかりが続く。女性店員さんが僕に話しかけます。「お客様!冬、入りました!」。・・・いやいや、目の前で見てるから、分かりますって・笑。

おかげさまで、季節限定峠の釜めし冬を、しかと頂く事ができました。本当にありがたいです。

「峠の釜めし冬」の外観


さて中身はというと、こんな感じです。横川ドライブインで黙々と開封しておりますが、そこはご容赦を。中身の雰囲気が分かるかと思います。




中身を拡大したのがこちら。季節の釜めし・秋と似てなくもないと思いましたが、冬の根菜、蓮根のきんぴらや、冬に旨みが増す下仁田ねぎのねぎ焼、そして冬の「フルーツ」とも言うべき柚子が刻んで入っているので、香りが立ちます。

「峠の釜めし冬」の中身

「峠の釜めし冬」のお品書き


今回、お品書きをジーット見ていて気がついたのが、「南京揚げ浸し」ってどれだ?? よく分からなかったので、その場でスマホで調べてみると、カボチャの事を南京と表現することもあるそうな。

なるほど、カボチャの揚げ浸しのお味も、またなかなかのものでした。なお、写真では「ごはん」が写っておりませんが、鶏肉の炊き込みご飯になっています。少々柔らかすぎるかな、とは思いましたが、鶏肉が驚くほど入っていて、十分満足です。

エリンギの塩焼きなども絶品で、1800円を出してでも、ぜひ食べたい駅弁だなと思いました。ご飯とおかずを全て平らげてから頂いた焼きリンゴも、美味しかったなあ。

「峠の釜めし冬」のおかず



峠の釜めし・春


2016年3月、ついに「季節限定・峠の釜めし」を春夏秋冬、コンプリートする時がやってきました。おぎのやの横川ドライブインに到着したのが11時30分くらい。すぐさま「峠の釜めし・春」を買しました。

峠の釜めし・春と通常版の峠の釜めし


ちなみに今回は、妻を連れて横川ドライブインまでやって参りまして、妻は通常バージョンの峠の釜めしを頂きました。(2回目になります。日本の釜めしの中で一番美味しいと言ってます。)

で、僕も期待を胸に、峠の釜めし・春を開封します。・・・感動モノでしたね。



峠の釜めし・春の中身

峠の釜めし・春のお品書き


見てください、この春を感じさせる色合い。山菜のこごみが入っています。春のタケノコ、アスパラ、菜の花の玉子巻き。こごみが入った駅弁では、思い付くところでは山形日和・ふるさと弁当と、山菜ちらし寿司(塩尻駅)くらいでしょうか。

しかし、峠の釜めし・春のこごみは、全く別モノでした。なにせ、冷凍でも何でもなくて、この春に採れたこごみを湯がいた、まさに旬の味なのですから。こごみ特有のぬめりをしっかりと感じられて、素晴らしかったです。

アスパラの下に見えるもの、何だと思いますか? 今回私も妻も仰天した美味しさ、ウドのきんぴらです。妻は北海道人なので、山菜のウドは良く食卓に上ったそうですが、ウドをきんぴらにしたのは初めてだと言って大いに感動していましたね。

そしてウドのきんぴらの美味いこと! おかずの下に入っている、これまた春を思わせる絶品の炊き込みご飯、桜えびの炊き込みご飯と良く合います。

峠の釜めし・春の山菜やおかず


下記、右側が桜えびの炊き込みご飯ですね。桜えびもたっぷり入っていて、風味がたまりません。左側はメインのおかずになる、牛肉のしぐれ煮。これも柔らかくジューシーで、ご飯が進む進む。

峠の釜めし・春の牛肉のしぐれ煮と、桜えびの炊き込みご飯


あっという間に、完食してしまったのでした。なお、ハッと気が付くと、峠の釜めし・春が、完売していました。時間は12時15分。なんと、発売開始から1時間15分で完売とは、これは販売が始まる11時には待機していないと、食べ損ねる恐れがあります。

すぐに完売してしまった峠の釜めし・春


1年間にわたり、季節限定の峠の釜めしを食べ続けてきましたが、正直、春夏秋冬、甲乙つけがたいです。あえて無理矢理に個人的な好みで言うと、「夏」と今回の「春」が好きですね。

通常版の峠の釜めしも美味しいですが、ぜひ、こういった旬のものをたっぷりと味わえる、季節限定のものも、たまには味わってみてください。秋になると、峠の釜めし・秋と同時に、超絶高級駅弁である峠の松茸釜めしまで売りに出されます。(これもなかなかです)

という事で、駅弁業者のおぎのやさん、どんだけ釜飯に命を込めているのか、食べるとすぐに分かりますね。これだけ愛されている釜飯、これからもますます美味しく発展していって欲しいです。



高崎駅周辺の、鉄道の見えるホテル


今回管理人が季節限定・峠の釜めしを購入したのは、国道沿いの横川ドライブインなのですが、あいにく横川駅近辺に鉄道の見える宿はありません。高崎駅付近のトレインビューホテルを利用することになります。

アパホテル高崎駅前 上越・北陸新幹線、高崎線、上越線、八高線 高崎駅からすぐ。
ホテルルートイン高崎駅西口 上越・北陸新幹線、高崎線、上越線、両毛線 高崎駅より徒歩10分。SL走行シーンも見られる。国鉄型車両も存分に見ることが可能。
ホテルメトロポリタン高崎 上越・北陸新幹線、高崎線、上越線 高崎駅からすぐ。
東横イン前橋駅前 両毛線 前橋駅南口目の前。



この駅弁を購入した駅弁屋さんのホームページ

http://www.oginoya.co.jp/oginoya02/index.html
おぎのやさんのホームページです。日本一有名な駅弁の割には、ホームページが見にくくて往生します。改善いただけるよう希望しますね。


 

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