あなごめし(今治駅)を食べた記録

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あなごめし(今治駅)・・・こ、これは、日本で2番目に美味い穴子駅弁だぞ!!

四国旅行をしていて、今治に立ち寄りました。目的は今治城を見物する事だったのですが、もう1つあって、それは今治の駅弁を食べる事。今まで一度も下車したことが無く、当然のことながら今治駅弁は食べたことが無いのです。

今治駅名板


今回ご紹介するのは、あなごめしです。瀬戸内海を囲むように西日本には各地に穴子駅弁が存在していて、今回は高松駅であなご飯を食べたばかりでした。食べ比べという意味でも、ここ今治のあなごめしは超楽しみにしていたのでした。

今治駅弁あなごめしの外観


今回は、サンライズ瀬戸号のシングルツインにツアーを利用して四国に来ています。

往復のきっぷと四国内のホテル1泊だけが付いた2泊5日の自由旅行プランであり、妻の誕生月だったので四国バースデイきっぷとう超絶に安い周遊きっぷ(連れも同じ値段で買える)を組み合わせて、四国のお城めぐりの旅をしたのでした。その旅の途中に、各地の駅弁を織り交ぜて楽しみました。


購入データ(今回、私が購入した時の記録です)
購入場所 今治駅の改札口のすぐ隣にある、駅弁売り場兼うどん屋さん店舗にて。
購入日時 2017年9月27日、朝の9時半くらいに購入。
価格 1000円(税込み)
販売 株式会社二葉
愛媛県今治市北宝来町1-1-10
0898-22-1859
http://futabab.jp/ekiben.html





開封して食べる直前で、揺れる特急車内で駅弁をひっくり返す失態


さて、楽しみにしていた今治のあなごめし、なんと、食べる前に駅弁をひっくり返して、一部の具を車内に散乱させてしまうという大失態をやらかしました。

この写真のすぐ下に動画を貼りつけてあって、特急うずしおの車内で開封したのですが、窓枠に駅弁を乗せていたら結構な横揺れがありまして、あなごめしが真っ逆さまに床に転落した次第です。




ほら、こんな具合にあなごめしを置いていい気分になっていたら・・・。




気を取り直して、ぐちゃぐちゃになったあなごめしを、根性で盛り付け直します。なんとか写真のようにはしましたが、当初の姿とはだいぶ違ってしまいました。二葉さん、ごめんなさい。

今治のあなごめし


でも、食べてみて驚きました。「!!!なんて美味いあなごめしなんだ!」と。

私はウナギはほろりと柔らかく、穴子はしっかりと固めにしたほうが美味しいと思っています。その理想に極めて近い歯ごたえがあり、焼き加減が抜群でした。焼いた時の炭火の香りが穴子に残っており、それがまた旨さを倍増させています。

一緒に食べた妻も、「これは美味しい!久しぶりに美味しい駅弁に出会った!」と感動していました。そして、「私が一番おいしいと思っている宮島のあなご飯に次いで、二番目に美味しい駅弁かもしれない」とさえ言っていました。私もその意見には大いに賛同する美味しさでしたね。

(ちなみに妻の中での第二位、あるいは第三位は、越後湯沢駅のくるみ山菜すしです。)

なお、私の中でも今治のあなごめしは最高クラスの美味しさであり、宮島は値段的にも別格として、福山駅のあなごめしを抜いて、穴子駅弁第二位だと思いました。

その意味で、今治のあなごめしはもっと知られてよい存在です。駅弁の掛け紙もなく、なんだか地味すぎる存在であり、「2位じゃダメなんですか!?」と声を大にして言いたいです。

今治駅弁あなごめし


このあなごめしの香ばしさ、そしてぐにゃぐにゃしないしっかりと自己主張している歯ごたえと味わい、ご飯にかかるタレの量もピッタリだし、錦糸卵の分量も良い。何より、穴子をケチっていないのが凄いと思いますね。たったの1000円でこれを食べられるとは、奇跡的だと思います。

今回は失態によって見た目の写真が極めて残念な状態になってしまいましたので、将来リベンジして(というよりは純粋に美味いのでもう一度食べたいのですが)、綺麗な写真を掲載したいと思います。

今治駅の駅弁、今回の特急うずしお号の車内では、同時に鯛めし弁当もいただいております。それもまた、日本一美味い鯛めし弁当ではないかと思ったくらいでして・・・。今治駅弁、最高です。


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