もりそば(長万部駅)を食べた記録

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もりそば(長万部駅)・・・全く飾り気のない「名物&ロングセラー」の蕎麦駅弁

日本人は皆、お蕎麦が大好きですよね。御多分に漏れず私も超絶に大好きで、近所の蕎麦屋に定期的に通っています。会社員をやっていたころも、駅の立ち食いそばを愛用していました。

そんな私が、20年来ずっと恋い焦がれていた駅弁が、この「もりそば」です。どうしてもタイミングが合わず、今に至るまで食べる事ができていませんでした。そのもりそばをようやく食べる事が出来ましたので、ここに、記録を残しておきます。

下記、上りの特急北斗8号の車内で撮影した、もりそばの外観です。この駅弁の名称外箱表面には「特製もりそば」と書かれていますが、品名ラベルには「もりそば」の表記です。外箱側面は「もりそば」で、外箱裏側の表記は「折詰もりそば」です。いったい、どれが本当なのでしょうか?

もりそば(長万部駅)の外観と外箱


ま、そういった細かい部分は私はあまり気にならなくて、さっそく開封して、噴火湾の雄大な風景を眺めながら、もりそばを食べる喜びに浸りました。車内で蕎麦をズルズルと音を立てて食べているところです・笑。




このもりそば、単なる蕎麦ではありますが、何と昭和6年に販売が始まった日本初の蕎麦駅弁であり、今に至るまでスーパーロングセラーを誇ります。全く飾り気がない、そして長万部でしか味わえない点で商売っ気が無いとも言えますが、実に懐かしさを感じる不思議な存在です。


購入データ
購入場所 札幌発函館行きの、特急北斗8号の車内にて購入。車内販売員が注文を取りに来るのでそこで予約して、長万部で積み込んで、席まで車内販売員が届けに来る素晴らしさ。(写真も参考に)
購入日時 2017年3月20日
価格 650円(税込み)
ラベル表記 もりそば(長万部駅)のラベル表示

凄いです!七味唐辛子の事を、「南蛮」と表記しています。これ、北海道弁で七味唐辛子の事を言います。最初「何書いてあるんだ??」と思いましたよ・笑。
製造・販売 有限会社合田(ごうだ)そば店
北海道山越郡長万部町101
01377-2-3131
https://tabelog.com/hokkaido/A0105/A010503/1014563/
(HPが無く、食べログが代わりになりますね)


上記の購入データでも書いたとおり、特急北斗に乗車してから購入することができます。2017年3月時点の、車内販売の案内です(お弁当の部分)。あらかじめ電話予約をすることもできますが、乗車してからも車販の人が注文を撮りに来てくれます。

特急北斗の車内販売のお弁当メニュー


もりそばの部分を拡大。上り下りとも、購入できる列車が決まっていますので、もりそば目当てに特急北斗に乗る際には、間違えないように注意してくださいね。

特急北斗の車内で帰る、長万部の名物駅弁


長万部積み込みは、やはり長万部の名物駅弁であるかにめしも売られています。長万部には2つの名物駅弁があり、北海道に行くと、なぜかいつもこの場所が気になってしまいます。

⇒参考:出雲駅弁「出雲そば弁当」(こちらは色々と入っていて楽しいです)
⇒参考:埼玉県東川口の北斗星グランシャリオレストラン(車内でお蕎麦を食べました)


 


車内で蕎麦をいただける面白さ、そして将来は天ぷらそばが欲しい


では改めて、長万部のもりそばを、写真で見てみます。まず、外箱を開封して表面のフイルムをよけると、このように折詰めされた正真正銘のもりそばが姿を現します。

もりそばの脇に、刻んだネギとわさびが配置されていますね。右側には蕎麦つゆが入ったプラスチック容器と、うずらの卵、そして蕎麦つゆを入れるカップの中に、デザートのみかんが入っています。

もりそば(長万部駅)の中身


お蕎麦の部分です。特に手打ちそばなどの高級なものではなくて、その辺の蕎麦屋で食べるような蕎麦ではありますが、列車内で蕎麦と対面すると、なんだか不思議な気分になりました。

もりそば(長万部駅)のお蕎麦の部分


こちら、うずらの卵を割り、そして蕎麦つゆを入れたところです。うずらの卵を割るのに、苦労しました・笑。列車内のテーブルに卵をぶつけて、なんとか入れました。

もりそば(長万部駅)の蕎麦つゆ


さてお蕎麦ですが、やはり少しでも時間が経ってしまいますと、蕎麦の風味は急速に失われて、蕎麦同士がひっついて、食べにくくなります。長万部のもりそばもその運命から逃れるわけにはいかず、蕎麦をほぐすのが一苦労です。

恐らくそうなるだろうと予測していましたので、蕎麦つゆはカップに半分入れて、残りは直接、お蕎麦の上からぶっかけて、ほぐしてはカップに入れてうずらの卵と混ぜ、それを口に運ぶの繰り返しになりました。

そうそう、もりそばなのですが、刻み海苔もついています。ってことはざるそばだよな、とか思いながら食べました。でもざるの上に乗っているわけではないから、やはりもりそばか、などと一人で納得して黙々と食べました。

七味唐辛子が付いていて、これを蕎麦の上に振りかけて食べました。蕎麦つゆに七味を入れる、というのでも良さそうです。わさびが付いていながら七味唐辛子を入れるというのも、また面白いです。

なるほど、時間を置いてから食べるお蕎麦なので、風味が少し失われた分、外から添加する形の七味唐辛子が、逆に「弁当としての蕎麦」の味を、引き立てているのですね。わさびの味と競合するでもなく、うまい具合に融合していると思いました。

蕎麦つゆに絡めておそばを食べる


最後は、缶詰のミカンです。蕎麦つゆが思ったよりも濃厚で、割合口の中がこってりした感じになりますから、食後のデザートとして、これは上出来な存在でした。

もりそば(長万部駅)のデザートであるミカン


という事で完食。想像した通りの味わいだったので、食べ終えてから、おもわずニヤニヤしてしまいました。特急北斗の車内では、同じ号車の乗客数人が、もりそばを食べていました。ちょっと今回は、もりそばを食べる人が多かったような気がします。

若い女性ももりそばを食べていたのを見て、これからも愛されるもりそばとして、長きに渡って北海道の駅弁文化を繋いでいただきたいなと思いました。

もしも将来北海道新幹線が開業したら、ぜひ、新幹線の車内で、もりそばを売ってほしいです。最新鋭の新幹線車内で、蕎麦をズルズル食べるなんて、考えただけで面白いです(^^♪

特急北斗8号の車内


そうだ、北海道新幹線が開通したら、特別バージョンとして、天ぷら付きのもりそばを売ってもらえませんでしょうかね? 天もり蕎麦を駅弁として食べるなんてのは、最高だと思います。案外、人気が出ると思うのですが、合田そば店さん、検討をお願いいたします。



長万部と同じ方向の地域にある、鉄道の見えるホテル


長万部を訪問する場合に利用できる、鉄道の見えるホテル一覧です。ま、だいぶ遠いですが・笑。

ホテルルートイン苫小牧駅前 室蘭本線、日高本線 JR苫小牧駅目の前。
ホテルルートイン東室蘭駅前 室蘭本線 東室蘭駅徒歩2分。
ビジネスホテルフレスコ八雲本館 函館本線 JR八雲駅目の前。寝台列車4本が見れる。線路のすぐ近く。


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