出雲招福ちらし(松江駅)を食べた記録

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出雲招福ちらし(松江駅)・・・今回は見た目は残念だが、美味しさ等は素晴らしい

出雲神話街道ごきげんべんとう境港水揚げかにめし境港水揚げかにみそかに寿しを取り寄せて、美味しくてすっかり気に入ってしまった松江駅の「一文字家」さんの駅弁。もっと食べたいと思って、二週連続で取り寄せてみました。

今回は写真にある出雲招福ちらしと、蟹としじみのもぐり寿し、そしてご婦人お好み幕の内出雲美人の3つです。

ただし今回は、ご婦人お好み幕の内出雲美人のページで記載した通り、配送に大きな問題が有り、中身がぐちゃぐちゃになって届きました。出雲招福ちらしにおいても、写真を見て頂くと分かる通り、自力で復旧はさせたものの、ちょっと見た目が悪い状態ですので、予めご了承ください。

出雲招福ちらしの外観と外箱


外観写真だけ見ると、何も問題無いように感じるのですけどね。中を開けると、けっこう残念な事になっていたのです・涙。(この問題については駅弁業者の一文字家さんに連絡して、今後改善して頂く事になりました。)





一文字家さんの、手抜き無しで料理にこだわる姿勢が伝わってきた


さて、出雲招福ちらしの中身を見てみましょうかね。はい、こんな状態になってしまいました。そこそこ復旧できたのではありますが、アゴ(トビウオ)のでんぶが散らばってしまって、他の食材にくっついてしまって、見た目を大きく落としています。

出雲招福ちらし

【メニュー】

・紅ズワイガニの身の酢漬け ・大山鶏の旨煮 ・穴子の蒲焼 ・アゴ(飛び魚)のでんぶ ・金針菜(百合の花)の酢の物 ・黒豆と小豆煮



まず目に入るのが、紅ズワイガニの身ですよね。他の一文字家さんの駅弁と同様、安定の美味しさです。これだけで、出雲招福ちらしを食べて良かったという気分になれます。左端に黒豆の煮つけが入っていて、上品な甘さで良い口直しになっています。

出雲招福ちらしの紅ズワイガニ


でんぶや蟹の身がが飛び散り、すっかり見栄えが悪くなってしまった穴子の蒲焼です。パリッとした風合いに焼いています。香ばしくて美味しい。

出雲招福ちらしの焼き穴子


今回の出雲招福ちらしの中で、ポイントとなる料理が、この金針菜でしょう。百合の花という事ですが、古くに出雲大社から朝廷に献上された花という事で、これを酢の物にしています。サクッとした歯ごたえが新鮮で、箸休め的な存在になっています。

その向こうに見えているのが大山鶏です。鶏肉だけでなく、黒く見える日本海産の昆布と共に煮てあって、鶏の味に昆布の旨みが混ざり合って、まさに「旨煮」です。とても美味しい。

出雲招福ちらしの金針菜(百合の花)と大山鶏


そして最後に、酢飯の部分です。この部分、なんと大麦、粟、赤米と一緒に炊きあげられていました。ここまで気を遣うとは、凄いです。この部分と、表面に配置された黒豆、小豆を合わせると、古事記に記された「五穀豊穣」になる訳で、料理に手を抜かない一文字家の姿勢が伝わってきます。

出雲招福ちらしの雑穀炊き込みご飯


この駅弁、出雲大社大遷宮記念、及び古事記編纂1300年記念として作られたお弁当です。全ての人がご縁で結ばれるようにとの願いを込めて作ったとの事で、その狙いが製造努力にきちんと現れて、そして私に伝わってきました。

今回は配送上の理由で少し残念な形にはなっていますが、正常な状態で食べたら、大満足になりましょうね。出雲招福ちらし、まさにその名の通りの駅弁です。

(2017年2月16日、松江の駅弁業者、一文字家さんから通販で購入。1150円。)



松江駅周辺の、鉄道の見えるホテルの一覧

この駅弁が本来売られている松江駅周辺の、鉄道の見えるホテル一覧です。これ以外にも山陰本線沿いにはいくつものトレインビューホテルが有ります。中国地方の鉄道の見えるホテルのページをご覧ください。

ホテルアルファーワン第2松江 山陰本線 松江駅から徒歩1分。料金は安いが、鉄道は見にくい。
グリーンリッチホテル松江駅前 山陰本線 松江駅から徒歩2分。松江駅利用ならここ。
ホテル一畑(宍道湖温泉) 一畑電車 JR松江駅よりタクシーで10分・バスで20分。一畑電車松江しんじ湖温泉駅すぐそば。


この駅弁屋さんの公式ホームページ情報

http://www.ichimonjiya.jp/business/ekiben.html
松江の駅弁屋さん、「一文字家」さんの、駅弁一覧ページになります。通販対応してくれるのは非常に嬉しいですね。

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