あまご寿司(三島駅)を食べた記録

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天城紅姫あまご寿司(三島駅)・・・酢飯に効いたわさびの風合いが絶妙

御殿場駅の駅弁「鱒の姿ずし」を買うために旅に出た際に、自宅にお土産として買ってきたのが、三島駅の駅弁で、以前から一度食べてみたいと狙っていた、天城紅姫あまご寿司です。

賞味期限が2日間あるので、お土産としてはもってこいですね。とは言え自宅に帰ると、かなりの部分を自分で食べちゃうんですけどね・苦笑。

天城紅姫あまご寿司の外観


早速、天城紅姫あまご寿司を開けてみます。まずは外箱を、ジックリと眺めます。あまごとは、ヤマメに近い川魚なのですね。ヤマメと言えばつい最近、札幌のやまべ鮭寿しを食べたばかりなので、余計に楽しみになります。

天城紅姫あまご寿司の説明書き


外箱を開けたところです。?油皿が付いていると、だいぶいい感じに見えます。

天城紅姫あまご寿司を開封


それにしても、桃中軒の駅弁は本当に美味しいので、こうやって開封している時のワクワク感が、たまりません。どんな見た目で、どんな味なのか。駅弁小宇宙の旅であります。





まるで女性の柔肌のような感触のあり得ない美味しさ


全ての包みを開くと、鮮度保持のための特殊なフィルムに包まれたあまご寿司が姿を現します。若干興ざめな感じがしないでもないですが、現代のテクノロジーが、寿司をプロテクトする訳です。

天城紅姫あまご寿司のワサオーロフィルム


「最新フィルム」を取り除いた、天城紅姫あまご寿司の外観です。あまりの綺麗さに、しばし見惚れました。

天城紅姫あまご寿司の中身


角度を変えて、もう一枚。ピンク色のグラデーションが、人知を超えた美しさです。

天城紅姫あまご寿司のサーモンピンク


よく見ると、酢飯の部分になにやら入っています。

天城紅姫あまご寿司に入っているワサビの茎


「そうだ、食べてみよう」という事で、付属のプラスチックナイフで、あまご寿司をカットしていきます。外箱の底に、カットする幅を示す線が描かれていて、良心的です。

そして、あまご寿司の柔らかさと言ったら、何と表現して良いのか。これはまるで「女性の柔肌」と言ってしまいたいくらいです。押し寿司独特の硬さが、全くありません。これは初体験です。

天城紅姫あまご寿司をナイフでカット


そしてその柔らかいお寿司を、口に含みます。何とも言えない幸福感が、口内を巡りました。美味いです。天城紅姫あまごの、淡白かつエネルギッシュな風味が、伝わってきます。

そして酢飯に混ぜられたのが、ワサビの茎です。これは素晴らしい工夫です。ごくわずかな辛みが、あまごの甘さを驚くほど引き立てます。ジャパニーズ・ストロング・ハーブのパワーですね。

天城紅姫あまご寿司を食べる


原材料を見ると、だいだい酢とかオリーブオイルが使われていました。お寿司でオリーブオイルを活用するというのも、新発見です。だからなのか、全体的に「しっとり感」が強いです。舌に絡まってくる味わいが強いと言うのか。

なので、そのまま食べ続けると、少し飽きのようなものが来ます。その気分を完全除去するのが、醤油です。お醤油を付けてアミノ酸の味覚を付与すると、天城紅姫あまご寿司が更に美味しく感じます。よくぞこんな美味しい寿司駅弁を作ったものだと感心してしまいました。

天城紅姫あまご寿司に醤油を垂らす


たぶん、この天城紅姫あまご寿司を好むのは、どちらかというと若い人のような気がします。この寿司駅弁は、現代風な何かを感じます。同じ業者が作る港あじ鮨などは、昔ながらの酢飯の味わいが強いので、両方を味わってみると変化を感じてより楽しめると思います。

(2016年12月24日、三島駅で購入。1360円)


参考東海地方における鉄道の見えるホテル一覧
参考伊豆箱根鉄道のイエローパラダイストレインを撮影



この駅弁屋さんの公式ホームページ

http://www.tochuken.co.jp/ekiben01.html
三島駅の駅弁業者、桃中軒の駅弁の一覧ページです。これを全て食うまで、三島駅通いが続きそうです。

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