肉にぎり三種盛（八戸駅の駅弁）を食べた時の口コミ評判

八戸駅で肉の駅弁を食べたい時は、肉にぎり三種盛で決まり！

八戸駅と言えば、イメージ的に魚介系の駅弁を思い浮かべます。例えば吉田屋さんの八戸小唄寿司とか、当サイト管理人が個人的に絶品だと推したい三咲羽やさんの青森のぜいたく弁当などです。

しかし「海鮮よりもお肉系がいいな」と言う人には、三咲羽やさんの肉にぎり三種盛を大いに推奨したいと思います。

全国的に牛肉や豚肉の丼的な駅弁や、鳥めし弁当などはたくさんありますけれども、今回ご紹介するのは、なんとお肉の握り寿司です。全国でも、ほとんど無いと思います。




上記、外観を見て頂くと分かる通り、お肉の三種とは牛肉、鶏肉、豚肉の三種類になります。これを握りにして提供してくれるのですから、全く飽きが来ないと思いますね。というかこんな八戸で、ここまで細やかな対応を取るなんて、かなり手間がかかると思います。それだけで脱帽です。

ちなみに今回は東北エモーションに乗車するために、八戸までやってきました。せっかく八戸に来たのだから、美味しい駅弁を食べたいと願い、今回の肉にぎり三種盛に出会ったという訳です。

牛、豚、鶏肉の三種類を味わえて、非常に満足度が高い

肉にぎり三種盛を開封したところの写真を、以下に掲載します。左側が駅弁の掛け紙、右側が料理の説明書きになります。細かい説明書きがあるので、これから食べる料理がどんなものなのか分かりますから、とても親切な事だと思います。




上二つは、左側が豚しゃぶ風の梅トッピング、右が鶏肉と玉子焼きの親子握りです。

豚は地元の山崎ポークを使用しているとの事で、ビタミンEが一般豚の7倍も含まれているというブランド豚です。これと梅のトッピングは絶妙で、寿司飯との相性も良く、2個入っているので堪能しながら食べられます。

青森県産鶏は甘く煮込んだものに、玉子焼きをトッピングしてあります。この組み合わせで食べるのは初めてで、さすが親子、まったく口の中で喧嘩しません。お見事。




上記で紹介した豚肉の握りは、駅弁の下の部分にも配置されています。鶏肉も同様。しかしこの部分の鶏肉には、ジュレがトッピングしてあります。これはこれで最高に美味しくて、この駅弁屋さん独特の変化球攻撃に、参ってしまいます。




そして駅弁の真ん中には、特上田子牛をオリジナルのタレで焼き上げて、地元産の長ネギとわさびをトッピングした牛握りが2つです。

牛肉は味覚が強いので、下手にカルビのようなものを使ってしまうと、豚肉と鶏肉の味を妨害してしまいます。そういうことが無いように、赤身の部分の肉を使っていると思われ、寿司飯との相性も含めて、和のテイストをしっかりと演出することに成功しています。

もちろんそれによって、豚にぎりや鶏にぎりとの全体のバランスも調和がとれていて、1つの駅弁としてこれ以上のものは無いくらいの完成度だと感じます。

さらに付け加えて、青森のぜいたく弁当と同様に、昨今の駅弁で大量に使われていると思われる添加物の類が極限まで無くされているために、実に自然な味わいで感心しきりでした。




なお今回は、八戸駅で購入して新幹線で白河まで行って、白河城をよく見る事の出来るベンチで、肉にぎり三種盛を堪能させていただきました。肉にぎり三種盛の出来栄えが最高に良かったので、旅の記憶が余計に素晴らしいものとなりました。




鉄道ファン的には、白河駅の駅舎の見事さに、見惚れました。駅舎内ではカフェが運営されていて、今回は時間が無くて訪問できませんでしたが、いつかのんびりとコーヒーでも飲みたいなと思いました。




（2016年11月12日、八戸駅で購入。1150円。）

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肉にぎり三種盛を作っている、三咲羽やさんのホームページ