かきめし(厚岸駅)を食べた記録

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かきめし(厚岸駅)が産地偽装駅弁だと分かり、かなり複雑な心境

思い返すと、かきめしはいつも首都圏で購入していた


大宮駅に立ち寄ったら、駅弁駅旨井門にも寄らない訳には参りません。主として関東以北の駅弁を比較的多数取り揃えていて、眺めるだけでも楽しいです。

駅弁駅旨井門


今回立ち寄っていろいろ見ていた中で、かなりの数を揃えて販売していた駅弁が、北海道は厚岸駅の名物駅弁として名高い、かきめしです。

今回購入すると、わたくし首都圏で購入する事、3回目なのですが、先日食べた金沢駅の輪島朝市弁当の牡蠣があまりにも美味すぎて、それを食べている時に「厚岸駅のかきめしとどちらが美味しいのかな?」と素朴な疑問がわいたので、それを確かめるために買ってみることにしました。

厚岸駅の氏家かきめし弁当の外観と外箱


しかしこのかきめし、現地の厚岸駅やその周辺で食べた事は一度もありません。首都圏の駅と近所のスーパーの駅弁大会で買っただけです。毎度思うのが、本当に厚岸で作られて運ばれてくるものなのか疑問だという事。

私の友人の名古屋の鉄氏も、「あのかきめしは本物なのか?」とやたら疑問を呈していましたし、いずれにしてもこれほど首都圏で大量に売られているのを目撃すると、怪しいと感じざるを得ません。


 


ついに明らかになった、かきめしの東京での製造元


ま、疑念を抱くよりもまず、味わいがどうだったのかを正確に思い出そうと思って、早速かきめしを開封してみました。



厚岸駅のかきめし弁当の中身


2年ぶりくらいにかきめしを開封してまじまじと見つめて思った事、それは、「かきめしと言うならこのもうちょっとが欲しい」、それと「思ったより牡蠣が小ぶりだな」でした。

ということは、ひたすら炊き込みご飯を食べる駅弁になります。牡蠣以外につぶ貝やアサリがご飯の上に乗っているイメージがあったのですが、改めて眺めてみると、アサリは少々で、つぶ貝はかなり細かく切断されてご飯と一緒に混ぜられていました。

で、さっそく牡蠣を口に運んでみると、確かに美味しいです。仙台駅の牡蠣と炙り煮あなご弁当のように、牡蠣の味が死んでいません。確かに牡蠣ならではの味を感じます。

厚岸駅のかきめし弁当の牡蠣の部分


けれども、金沢の輪島朝市弁当の牡蠣のほうが、明らかに上でしたね。牡蠣の旨みとほろ苦さが混然一体となった独特の磯の香りは、金沢駅のほうが明確に秀逸でした。

今回の厚岸駅のかきめしくらいだったら、やはりもうちょっと牡蠣のボリュームを多くして頂きたいなと思いました。少し小ぶりの牡蠣を食べてしまうと、あとは炊き込みご飯だけを黙々と食べねばならないので、ちょっと不満すら感じます。

昔と違って今は牡蠣も捨てるほど採れるような時代ではありませんので、やむを得ないかなと思っていたところ、ツイッターのフォロワーさんから寄せられた情報が、あまりに衝撃的でした


やっぱりね、そういう事でしたか。何かおかしいよなと、皆思っていたはずですよね。末尾にNDと入っているかどうか、チェックしてみたところ、・・・入ってました。。。

NDが入る駅弁はNRE大増が製造


それにしてもね、首都圏で(あるいはスーパーで)かきめしを買うお客さんのほとんどは、かきめしと言えば北海道の駅弁だと思うはずです。首都圏で売っていても、北海道から空輸されるか新幹線で運んでくるのか、くらいに思っているはずです。

そういうイメージがありながら、実は日本レストランの子会社のNRE大増が東京で製造して店頭に並べているって、これは詐欺としか言いようがありませんね。せめて、ラベルに「製造者:NRE大増」と書くべきです。でないと、明らかに不誠実です。

販売者の「有限会社氏家待合所」の経営者は、かきめしブランドで売りさばく事を認めたのですから、商標などの使用料か、あるいはその他の名義の何らかの金銭を受け取る事になって、経営的には大成功と言えるでしょう。

NRE大増が首都圏の人間を騙して沢山売りつけることによって、厚岸駅現地での駅弁販売が、少ないながらも継続できているという側面も無視する事は出来ませんから、この問題は一刀両断に切って捨てることはできず、極めて悩ましい問題と言えます。

私も今後も「う~~ん」とうなりながら、時折このかきめしを食べることになりそうです。


(2016年7月11日、大宮駅で購入。1080円。)



北海道の、鉄道の見えるホテル一覧


北海道でトレイビューホテルに宿泊する場合は、下記のリンクを参考にして下さい。

札幌市の鉄道の見えるホテル
北海道の鉄道の見えるホテル(札幌は除く)



かきめしを製造しているとされる、厚岸の駅弁屋さんのホームページ


http://www.kakimeshi.com/order/
厚岸駅の氏家待合所さんの公式ホームページです。こんな辺境の駅弁屋さんがここまで立派なホームページを開設できるのは、たぶん首都圏で大量に売りさばいた権利収入でかなり利益が出ているからだと思いますよ。

でも、かきめし以外の駅弁も、食べてみたいです。ちゃんと現地に行って、北海道の美味しい空気を吸いながら、味わいたいです。




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