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大館駅・秋田駅の大人気駅弁「鶏めし弁当」と、その派生バージョン
大館駅の鶏めし弁当。昭和22年発売のスーパーロングセラー駅弁です。今でも非常に多くの人がこの駅弁の大ファンであり、私ももちろん大好きです。ここではその鶏めし弁当についてご紹介します。通常版の鶏めし弁当に加え、販売が終わった特上鶏めし、及び復刻版、Paris'S鶏めし弁当も取り上げます。(新商品の比内地鶏鶏めしも追加しています)
⇒鶏めし&特上鶏めしを小坂鉄道(ブルートレインあけぼの)にて予約購入
⇒復刻版鶏めし弁当を購入(販売終了)
⇒Paris'S鶏めし弁当(販売終了)
⇒比内地鶏鶏めし(こちらは現在も販売中)
まず、小坂鉄道の宿泊施設、「ブルートレインあけぼの」に宿泊した際、翌日の朝食用として予約購入したのが、鶏めし弁当と特上鶏めしです。しかも、鶏めし弁当はブルートレインあけぼのバージョンの掛け紙を使用するので、鉄道ファンにはたまらない嬉しさです。(特上鶏めしは、後述する比内地鶏鶏めしの登場と引き換えに、販売が終了しています。)
朝7時にはブルートレインあけぼのに届いていて、しかも出来たてのホカホカでした。これを車内で食べられたら超幸せなのですが、我々(私&妻)は翌日の行程の都合上、7時半くらいには小坂鉄道からクルマで移動、途中の高速道路のパーキングエリアにて、鶏めし弁当を頂きました。
以下の動画は、鶏めし弁当の開封シーンです。鶏肉駅弁は各地に特色のあるものが様々にありますから、それらとの違いを味わうのも、非常に楽しみです。
●通常の鶏めし弁当
●特上鶏めし弁当
これらの2つの鶏めし弁当を一緒に並べてみると、こんな感じになります。左が通常の鶏めし、右が特上鶏めしです。基本的な部分はほとんど同一で、おかずの量や種類が異なりました。
おかずの違いは、特上鶏めしに茄子の田楽煮とエビ真薯(しんじょ)が入っている点だけと言ってよいでしょう。これによる価格の違いは220円です。・・・腹ペコだったので、味わったのか味わってないのか分からないほどの速さで完食してしまいました・苦笑。
鶏肉の煮汁で炊き上げたご飯も案外あっさりしており、それと同時に甘めに味付けがされていて、これが余計に「癖になる味」に仕上がっていると思います。という事で、通常バージョンの鶏めし弁当のドアップ写真。飯テロのレベルです。
こっちは特上鶏めし弁当! 大館駅の鶏めし弁当は最上位クラスですね。
昔食べて美味しかった磐越西線の日出谷駅の鶏そぼろ弁当と、あとは高崎駅の鳥めし弁当、野辺地駅のとりめし、九州は鳥栖駅のかしわめしなど、美味しい鶏肉駅弁を思い出します。
なお今回の鶏めし弁当、首都圏の人ならば東京駅の大規模駅弁売り場の「祭」で売られていることもあります。見かけたら、これは絶対に買いですね。
こちらは2017年秋に販売されてた、復刻版鶏めし弁当です。現在は販売していません。
外観やお品書き、復刻版に関しての説明は、駅弁を開封したら以下のチラシが入っていたので、それをご覧ください。どうやら昭和62年当時の復刻版という事のようですね。
中身と掛け紙などを改めて見てみると、こんな感じです。おかずの部分が、今と異なります。
おかずは、いそあげと称する蒲鉾を揚げたもの、ホタテの甘露煮、奈良漬が、当時のものを再現しているようです。ほんのわずかの違いだけで、「復刻版」になる訳ですね。でも、現代版も復刻版も、甲乙つけがたいです。どちらも私は好きですね。
2018年10月30日から11月30日まで、パリのリヨン駅にて駅弁の販売が行われました。ここでの販売は2017年にパリ・リヨン弁当とパリ幕の内弁当が販売されて好評だったことから、2018年も行われたものです。
ただし今回は、JR東日本クロスステーションだけでなく、地方の駅弁屋さんも含めた合計5社で駅弁の提供を行っており、イベントとしては拡大した形になっています。日本の食文化を知ってもらうには最適の事であり、駅弁ファンとしても嬉しいですね。
そして、秋田の鶏めし弁当で有名な大館駅の花善さんもそれに加わって、名物駅弁を若干アレンジした駅弁をパリで販売しました。それが、Paris'S鶏めし弁当です。
掛け紙は、東北のお祭りをイメージしたものが使われていますが、他に4種類あるので、掛け紙ファンにとってはなかなか悩ましい駅弁になっています・苦笑。
開封しますと、基本的には通常版の鶏めしではありますが、里芋煮、きんぴらごぼう、山菜の水煮などの副菜が異なっていますね。山菜など、フランス人が食べてどう思うのか、かなり微妙な線で勝負してきたなという印象はあります。
なお、東京駅の店頭でも売られていました。鶏めし以外では、以下のお弁当が販売となっており、どれも大変に魅力的ですね!(ひっぱりだこ飯以外は今は売られていないのが商品力を物語りますね)
・シャロレー牛あぶり焼き弁当(一ノ関駅・斉藤松月堂)
・菜食弁当(東京・日本ばし大増)
・幕の内9つの彩り弁当(鎌倉駅・大船軒)
・ひっぱりだこ飯(神戸・淡路屋)
・E7系新幹線弁当(東京・JR東日本クロスステーション)
2016年の秋、JR東日本の駅弁コンテストである駅弁味の陣開催に合わせて、大人気駅弁の鶏めし弁当に、さらに強力な商品が加わりました。比内地鶏の鶏めしです。
外観は、なかなかスタイリッシュな装いです。黒い色の部分が、比内地鶏の高級感を醸し出していますね。紐でしっかりと結わいているのも、伝統的な雰囲気が有って良いです。
「本場秋田大舘比内地鶏使用・地鶏の塩焼きとそぼろ肉」と書いてあり、猛烈に食欲を喚起されました。開封したところがこの写真です。伝統的な鶏めし弁当と、ほぼ同様の作りとなっています。
肝心の比内地鶏の塩焼きは、かなり硬かったですね。数々の鶏肉駅弁を食べてきた中で、ナンバーワンの硬さでした・苦笑。ただし、味わい的には見事です。塩焼きと言っても全く塩辛くなくて、比内地鶏の旨みをそのまま伝えてくれる味ですね。
この塩焼きと一緒に食べると最高なのが、花善伝統の甘めの味付けで炊き込んだ、味付けご飯です。同じく甘い味付けの比内地鶏そぼろが乗っており、これを一緒に食べると、「この味だよね!花善さん、いつ食べても最高に美味いじゃん!」と笑顔がこぼれます。
通常版の鶏めしはお値段900円に対して、今回の比内地鶏鶏めしは1200円ですから、副菜も美味しいものを揃えてきています。茄子の田楽味噌、がんもどき煮、魚肉のつみれ、ごぼう煮、お漬物が添えられています。特上鶏めし(やはり1200円でした)と類似しています。
秋田駅には、関根屋が売る「秋田比内地鶏こだわり鶏めし」という商品も有るのですが、それよりも明確に断然、こちらの方が美味しいです。案の定、2016年の駅弁味の陣でグランプリを獲得しており、・・・うむ、流石ですね。
(2016年10月26日、東京駅で1200円で購入。)
⇒鶏めし&特上鶏めしを小坂鉄道(ブルートレインあけぼの)にて予約購入
⇒復刻版鶏めし弁当を購入(販売終了)
⇒Paris'S鶏めし弁当(販売終了)
⇒比内地鶏鶏めし(こちらは現在も販売中)
鶏めし&特上鶏めしを小坂鉄道(ブルートレインあけぼの)にて予約購入
まず、小坂鉄道の宿泊施設、「ブルートレインあけぼの」に宿泊した際、翌日の朝食用として予約購入したのが、鶏めし弁当と特上鶏めしです。しかも、鶏めし弁当はブルートレインあけぼのバージョンの掛け紙を使用するので、鉄道ファンにはたまらない嬉しさです。(特上鶏めしは、後述する比内地鶏鶏めしの登場と引き換えに、販売が終了しています。)
朝7時にはブルートレインあけぼのに届いていて、しかも出来たてのホカホカでした。これを車内で食べられたら超幸せなのですが、我々(私&妻)は翌日の行程の都合上、7時半くらいには小坂鉄道からクルマで移動、途中の高速道路のパーキングエリアにて、鶏めし弁当を頂きました。
以下の動画は、鶏めし弁当の開封シーンです。鶏肉駅弁は各地に特色のあるものが様々にありますから、それらとの違いを味わうのも、非常に楽しみです。
●通常の鶏めし弁当
●特上鶏めし弁当
これらの2つの鶏めし弁当を一緒に並べてみると、こんな感じになります。左が通常の鶏めし、右が特上鶏めしです。基本的な部分はほとんど同一で、おかずの量や種類が異なりました。
おかずの違いは、特上鶏めしに茄子の田楽煮とエビ真薯(しんじょ)が入っている点だけと言ってよいでしょう。これによる価格の違いは220円です。・・・腹ペコだったので、味わったのか味わってないのか分からないほどの速さで完食してしまいました・苦笑。
鶏肉の煮汁で炊き上げたご飯も案外あっさりしており、それと同時に甘めに味付けがされていて、これが余計に「癖になる味」に仕上がっていると思います。という事で、通常バージョンの鶏めし弁当のドアップ写真。飯テロのレベルです。
こっちは特上鶏めし弁当! 大館駅の鶏めし弁当は最上位クラスですね。
昔食べて美味しかった磐越西線の日出谷駅の鶏そぼろ弁当と、あとは高崎駅の鳥めし弁当、野辺地駅のとりめし、九州は鳥栖駅のかしわめしなど、美味しい鶏肉駅弁を思い出します。
なお今回の鶏めし弁当、首都圏の人ならば東京駅の大規模駅弁売り場の「祭」で売られていることもあります。見かけたら、これは絶対に買いですね。
購入データ | |
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購入場所 | 小坂鉄道ブルートレインあけぼので購入。 |
購入日時 | 2015年11月15日の朝に購入。(予約したものを受け取り) |
価格 | 鶏めし弁当は880円(現在は900円)、特上鶏めし弁当は1200円。 |
復刻版鶏めし弁当を購入
こちらは2017年秋に販売されてた、復刻版鶏めし弁当です。現在は販売していません。
外観やお品書き、復刻版に関しての説明は、駅弁を開封したら以下のチラシが入っていたので、それをご覧ください。どうやら昭和62年当時の復刻版という事のようですね。
中身と掛け紙などを改めて見てみると、こんな感じです。おかずの部分が、今と異なります。
おかずは、いそあげと称する蒲鉾を揚げたもの、ホタテの甘露煮、奈良漬が、当時のものを再現しているようです。ほんのわずかの違いだけで、「復刻版」になる訳ですね。でも、現代版も復刻版も、甲乙つけがたいです。どちらも私は好きですね。
購入データ | |
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購入場所 | 大宮駅の駅弁屋旨囲門にて購入。 |
購入日時 | 2017年11月3日、午後4時半ごろに購入。 |
価格 | 880円(税込み) |
Paris'S鶏めし弁当
2018年10月30日から11月30日まで、パリのリヨン駅にて駅弁の販売が行われました。ここでの販売は2017年にパリ・リヨン弁当とパリ幕の内弁当が販売されて好評だったことから、2018年も行われたものです。
ただし今回は、JR東日本クロスステーションだけでなく、地方の駅弁屋さんも含めた合計5社で駅弁の提供を行っており、イベントとしては拡大した形になっています。日本の食文化を知ってもらうには最適の事であり、駅弁ファンとしても嬉しいですね。
そして、秋田の鶏めし弁当で有名な大館駅の花善さんもそれに加わって、名物駅弁を若干アレンジした駅弁をパリで販売しました。それが、Paris'S鶏めし弁当です。
掛け紙は、東北のお祭りをイメージしたものが使われていますが、他に4種類あるので、掛け紙ファンにとってはなかなか悩ましい駅弁になっています・苦笑。
開封しますと、基本的には通常版の鶏めしではありますが、里芋煮、きんぴらごぼう、山菜の水煮などの副菜が異なっていますね。山菜など、フランス人が食べてどう思うのか、かなり微妙な線で勝負してきたなという印象はあります。
なお、東京駅の店頭でも売られていました。鶏めし以外では、以下のお弁当が販売となっており、どれも大変に魅力的ですね!(ひっぱりだこ飯以外は今は売られていないのが商品力を物語りますね)
・シャロレー牛あぶり焼き弁当(一ノ関駅・斉藤松月堂)
・菜食弁当(東京・日本ばし大増)
・幕の内9つの彩り弁当(鎌倉駅・大船軒)
・ひっぱりだこ飯(神戸・淡路屋)
・E7系新幹線弁当(東京・JR東日本クロスステーション)
購入データ | |
---|---|
購入場所 | 東京駅の駅弁屋祭にて購入。 |
購入日時 | 2018年11月3日、午後1時半ごろに購入。 |
価格 | 920円(税込み) |
比内地鶏鶏めし
2016年の秋、JR東日本の駅弁コンテストである駅弁味の陣開催に合わせて、大人気駅弁の鶏めし弁当に、さらに強力な商品が加わりました。比内地鶏の鶏めしです。
外観は、なかなかスタイリッシュな装いです。黒い色の部分が、比内地鶏の高級感を醸し出していますね。紐でしっかりと結わいているのも、伝統的な雰囲気が有って良いです。
「本場秋田大舘比内地鶏使用・地鶏の塩焼きとそぼろ肉」と書いてあり、猛烈に食欲を喚起されました。開封したところがこの写真です。伝統的な鶏めし弁当と、ほぼ同様の作りとなっています。
肝心の比内地鶏の塩焼きは、かなり硬かったですね。数々の鶏肉駅弁を食べてきた中で、ナンバーワンの硬さでした・苦笑。ただし、味わい的には見事です。塩焼きと言っても全く塩辛くなくて、比内地鶏の旨みをそのまま伝えてくれる味ですね。
この塩焼きと一緒に食べると最高なのが、花善伝統の甘めの味付けで炊き込んだ、味付けご飯です。同じく甘い味付けの比内地鶏そぼろが乗っており、これを一緒に食べると、「この味だよね!花善さん、いつ食べても最高に美味いじゃん!」と笑顔がこぼれます。
通常版の鶏めしはお値段900円に対して、今回の比内地鶏鶏めしは1200円ですから、副菜も美味しいものを揃えてきています。茄子の田楽味噌、がんもどき煮、魚肉のつみれ、ごぼう煮、お漬物が添えられています。特上鶏めし(やはり1200円でした)と類似しています。
秋田駅には、関根屋が売る「秋田比内地鶏こだわり鶏めし」という商品も有るのですが、それよりも明確に断然、こちらの方が美味しいです。案の定、2016年の駅弁味の陣でグランプリを獲得しており、・・・うむ、流石ですね。
(2016年10月26日、東京駅で1200円で購入。)