越後湯沢駅のくるみ山菜寿司の口コミ

北陸新幹線の開業による越後湯沢駅での乗り換え客が激減したのを知っているので、何としても駅弁屋さんの川岳軒さんを助けたいと思い、旅行（クルマでね）の途中に一度高速を降りてまで、越後湯沢駅に立ち寄りました。

事前に駅弁の予約注文を済ませて、無事、ふだん店頭に並びにくいくるみ山菜寿司を入手しました。下記の袋は、川岳軒さんの駅弁袋です。駅弁マークが、嬉しいです。




さて再びクルマに乗って、石打パーキングエリアのベンチにて、駅弁タイムです。周囲の田園風景を眺めながらの駅弁は、最高でした。




開けたところは、これです。くるみが入った駅弁って、いったいどんなふうになっているのか興味津々でした。開けてみると、シイタケのボリューム感と、タケノコが目を引きます。






僕の方は同時に買った香田晋の林道釜めしをメインに平らげましたので、くるみ山菜寿司のほうは妻の担当です。いったいクルミとご飯は合うのかどうか、非常に不安でしたが、食べてみてビックリです。

まず、クルミの香ばしさは、格別です。よくぞここまでカリッとサクサクに仕上げたなと、感動しました。そしてそのクルミの触感と、魚沼産コシヒカリの超絶に美味い酢飯が、驚くくらい合う合う！

妻は「ご飯が以上に美味しい！」と盛んに言っています。本当に、そう思います。今まで食べた駅弁の中で、宮島口駅のあなごめし、寝台特急北斗星記念弁当に次いで、記憶に残る味だと絶賛していました。




私も同じような意見で、こんなに美味しい駅弁が、予約しなければ食べられないという事態に、憂慮しています（超大げさな表現）。この駅弁は、川岳軒さんの渾身の力作だと思います。

クルミと酢飯を合体させて味わう事ができる駅弁は、全国でもここだけです。ぜひ、全国の人に味わってもらいたい作品だと思いましたね。ちょっと余計な紅ショウガの陰に隠れているぜんまいの煮物なんかも、なかなか普段は食べることの少ない、貴重な食材を楽しめて、本当におすすめです。


（2015年10月3日、越後湯沢駅で購入。750円）

この駅弁を購入した駅弁屋さんのホームページ