廃止の特急白鳥(485系&スーパー白鳥)を、津軽線と海峡線の3か所で撮影

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再び急行「はまなす」の旅(その4):廃止の特急白鳥(485系&スーパー白鳥)を撮影

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。2016年3月6日(日)から3月8日(火)にかけて、昨年12月に続き、再び急行「はまなす」に乗ってきましたので、その様子をお知らせします。


石勝線夕張支線と、鹿ノ谷駅・清水沢駅
石勝線の廃止駅、十三里駅・東追分駅
急行はまなす、既に思い出の旅に
⇒廃止の特急白鳥(485系&スーパー白鳥)を撮影(←今ここ
津軽線大平駅&奥津軽いまべつ駅の様子
津軽鉄道ストーブ列車の料金、朝からスルメとビール
津軽鉄道のストーブ列車&放置車両を撮影





485系の各駅停車に乗車


今日、3月7日(月)はレンタカーで津軽線、津軽海峡線の特急「白鳥」「スーパー白鳥」の撮影を予定していますが、レンタカー営業所の午前8時の開店まで少々時間があります。

そんな時、7:15発の新青森行普通列車が入線、この列車は485系電車で、折り返し新青森発の特急「白鳥93号」として運用されるのでしょう。時間があるので、乗ってみることにしました。

普通列車として運用される485系電車
4634M青森発新青森行普通列車。

485系電車の車内
485系車内。リニューアルされ古さは感じません。


新幹線乗り継ぎのお客さんを少し乗せて発車。5分で新青森駅到着。新青森駅の津軽新城側のホーム端からは下り列車の撮影ができそうなので、折り返しの特急「白鳥93号」の入線を撮影することにします。

廃止された特急白鳥485系
7:49、津軽新城駅で折り返し車内整備を完了した485系が新青森駅に到着します。

東北新幹線新青森駅と、485系の特急白鳥
485系と新幹線の新青森駅。


8:03発の特急「白鳥93号」は、新幹線乗り継ぎ客や通勤客で自由席のデッキは満員、通路にも立客を乗せて発車。私も青森まで立ったまま我慢です。

【乗車データ】

・青森7:15→新青森7:20 モハ484-3059 6両  
・新青森8:03→青森8:09 モハ485-3059 6両


⇒参考:青森駅がよく見えるホテルは、ホテルルートイン青森駅前になります。


 


まずは津軽宮田~油川で、スーパー白鳥やEH500などを撮影


基本は乗り鉄である私。しかし今日は撮影効率を最優先とし、不本意ながらレンタカーの利用とします。




レール&レンタカーを利用、軽自動車で12時間5,940円でしたが、乗車券は札幌→名古屋が所定17,170円のところ、2割引で13,730円と3,440円もお得となり、特急券の割引も含めると非常にお値打ちにレンタカーを利用することができます。

青森駅の駅レンタカーは、駅前広場正面のオリックスレンタカーでの取り扱いです。8:30出発。雪道に対する不安がありましたが、道路には全く雪は残っていません。安心です。

青森ベイブリッジを通り、「急行はまなす」の撮影ポイントとしても知られている津軽宮田~油川のお立ち台には8:45着。先客5名程、皆さん自動車利用のようです。

EH800の貨物列車、津軽線にて
8:57、EH800の貨物列車が通過。新幹線開業後も変わらない姿。

津軽線にて、特急スーパー白鳥14号
9:12(少し遅れているようです。)、スーパー白鳥14号通過。

EH500-1、津軽線にて
9:28、EH500のトップナンバーがやってきました。新幹線開業後はEH800に置き換えられます。

津軽線を行くスーパー白鳥16号
9:59、スーパー白鳥16号が通過。



青函トンネル入口広場にて、スーパー白鳥や485系白鳥を撮影


徐々に晴れてきたこともあり、予定外に長居をしてしまいました。本日最大の目的地である東津軽郡今別町の「青函トンネル入口広場」は、列車が青函トンネルを抜けた瞬間の、ある意味、ありがちな写真を撮影できるポイントですが、午前中が順光となります。




既に 10:15、急がなくてはなりません。国道280号線バイパスを北上、蟹田からは津軽線非電化区間に沿って、内陸部の峠越をしますが、常時散水による除雪がされていて積雪はありません。

信号も少なく、もちろん渋滞もなく、全くストレスのないドライブで、カーナビの出発時の到着予定時刻より早い 11:20には「青函トンネル入口広場」に到着しました。ちなみに列車利用だと津軽線津軽浜名駅から徒歩15分とのことです。

青函トンネル入口広場から見る青函トンネル
青函トンネルの入口です。

、青函トンネル入口広場の様子
列車を眺めるための広場と展望台があります。一日居ても飽きない、「鉄」にとっては夢のような素晴らしい場所です。もちろん駐車場完備、冬期閉鎖中でしたが、お手洗いもあります。新幹線開業日は、さぞかし賑わったことでしょう。

青函トンネル入口広場にて、特急スーパー白鳥
警報ブザーが鳴り出し、しばらくすると轟音とともに列車が通過します。展望台から撮影した「スーパー白鳥20号」です。(11:34)

青函トンネルを出る、特急白鳥485系電車、青函トンネル入口広場にて
こちらは485系の「白鳥22号」。ありがちな写真ですが、特急列車はカッコイイ!3月21日限りとなるこの光景を撮影することができて、名古屋からはるばる来た甲斐がありました。(12:34)

野辺地の駅弁、とりめし
青森駅で入手した「とりめし」(伯養軒・800円)を車の中でいただきました。



中小国信号所で、スーパー白鳥や485系白鳥、津軽線キハ40形などを撮影


さて、自動車による撮影行は便利でいいのですが、ついつい欲張ってしまい、慌ただしいことになりがちです。今日も既に慌ただしいことになっており、急ぎ中小国信号所を目指して、来た道を引き返します。




津軽線と津軽海峡線との分岐地点にある中小国信号所は、津軽線の駅では中小国駅と大平駅との間に位置し、お立ち台としても知られています。

県道からは雪に埋もれたあぜ道を歩きます。大した距離ではないのですが、ときどき足が雪に深く埋まり、難行です。しかし線路際にたどりつくと、ちょうど下り線に対して午後から順光になり、最高の条件です。

津軽線キハ40の蟹田行き
津軽線336D蟹田行が通過。(13:18)

中小国信号場で行き違いする、特急スーパー白鳥
停車中の「スーパー白鳥24号」新青森行(左)と通過する「スーパー白鳥11号」函館行。
(13:36)

海峡線のJR貨物の電気機関車
重連の機関車回送列車が到着。特急列車を退避します。(15:20)

中小国信号場を通過する485系特急白鳥
晴天の雪景色の中を「白鳥17号」が通過します。これはカッコいい!!過去帳入りした光景ですが、写真に残せて良かったです。(15:38)

津軽線の青森行きキハ40
津軽線340D青森行。次は列車で津軽線を旅したい!(15:52)


⇒続き:津軽線大平駅&奥津軽いまべつ駅の様子



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