伊予鉄道の塗装が変更になったので、撮影に行ってきた

●参考になりましたら、シェアしていただけるとサイト運営の励みになります!

伊予鉄道と水島臨海鉄道の旅(その2)・伊予鉄道・新旧塗装を撮影!

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回(2015年10月10日(土))は、伊予鉄道と旧型気動車の特別運行があった水島臨海鉄道に乗ってきましたので、その様子をお伝えします。

⇒このページは、秋の乗り放題パスを活用した鉄道旅行例の続きになります。


 


梅津寺駅周辺で伊予鉄道の電車を撮影


高浜線は起伏があったり、海が見えたりで、車窓風景が変化に富んでいます。高浜駅から1駅戻って梅津寺駅で下車します。ここは海が見えるというか、海岸にある駅(鶴見線海芝浦駅状態)として知られています。




ここで海と電車を絡めて撮影しようと目論んでいましたが、生憎の曇天…。さらに、梅津寺駅までは複線なのですが、肝心の海側の線路は波が高いために使用中止。駅の手前の渡り線から上下線とも山側の線路を走行するので、足回りが柵に隠れてしまいます。さらに、さらに線路手前に建設資材がごちゃごちゃと置かれています。海と電車の写真は断念です。

伊予鉄道梅津寺駅
(伊予鉄道梅津寺駅。右奥が高浜駅方向)


秋山好古大将像
(梅津寺駅を見下ろす丘にある「秋山好古大将」像。「坂の上の雲」、私も昔読みました)



愛媛甘とろ豚そぼろ弁当を賞味


意気消沈。ここでビールとともに駅弁としたいところですが、朝からビールは、草葉の陰から秋山大将に怒られそうなので自粛し、人気のない海岸で先ほど松山駅で入手した「愛媛甘とろ豚そぼろ弁当」(750円・鈴木弁当店)をいただきます。

愛媛甘とろ豚そぼろ弁当
(ちょっと中身が移動してしましました)



梅津寺駅付近にて、伊予鉄道を次々に撮影


駅弁をいただいた後、気を取り直して電車を撮影します。やってくるのは井の頭線ばかり。結局、松山まで来た目的であった、旧京王5000系である700系の旧塗色は撮影できませんでした。

今日の高浜~横河原線は700系新塗色が1本、伊予鉄オリジナルの600系が2本、その他は全部旧井の頭線の3000系でした。

梅津寺駅を発車した伊予鉄道3000系
(梅津寺駅を発車した松山市経由横河原行)

伊予鉄道の700系新塗装
(1本だけ運用されていた700系。でも新塗色。ちょっとオレンジ過ぎ)

梅津寺駅停車中の伊予鉄道600系
(梅津寺駅停車中の伊予鉄のオリジナル車両600系。後追いです)





梅津寺公園の、本当の「坊っちゃん列車」に感動


不完全燃焼のまま駅に戻ります。駅のすぐ目の前が梅津寺公園。ここに正真正銘の「坊っちゃん列車」が保存されているとのこと、入場料50円を払って入園します。




入口のすぐそばにありました「坊っちゃん列車」。屋外なのですが、びっくりするほど美しく整備されていて、今にも走り出しそうです。これは「ステキ!」感動してじっくりと眺めていたら、通りかかった係の方が「よろしければ写真を撮りましょうか。」と声を掛けてくださいます。

家族旅行でも自分の写真は撮らない私(いつも撮るばかり)ですが、ここでは感動のあまり、機関車と一緒に写真に納まります。係の方によると客車はレプリカですが、機関車は1888年製造の本物だそうです。

この係の方のネームプレートには「伊予鉄道」の文字が…。この公園は伊予鉄道が運営しているのです。伊予鉄道、本当に奥も懐も深く、さらに幅も広いです。

梅津寺公園の坊ちゃん列車の静態保存
(本物の坊っちゃん列車。一見の価値あり)



JR四国のキハ47で松山まで戻る


少し明るくなってきたような気がするので、電車の写真が撮りやすそうな西衣山駅で下車。駅舎ない無人駅ですが、複線区間でJRもすぐそばを走っています。



【乗車データ】
・梅津寺11:00→西衣山11:09 クハ3506 3両
・西衣山12:09→大手町12:17 クハ3510 3両


西衣山駅ホームから伊予鉄道3000系
(西衣山駅のホーム端から横河原行を撮影。午前中順光。後ろはJR予讃線(11:23))

西衣山駅ホームから伊予鉄道700系新塗装
(同じく西衣山駅ホームから到着する高浜行を撮影。晴天時は午後順光)



伊予鉄道・市内電車を撮影


松山は温泉あり、お城あり、そして市内電車が非常に便利で、職業「旅人」の私が最も好きな街のひとつです。

2年前に家族旅行で訪れ、もちろん道後温泉に泊まり、観光の足として市内電車や坊っちゃん列車にも乗ったのですが、電車の写真ばかり撮っているワケにもいかず、不完全燃焼感ありでしたので、今日は存分に市内電車の写真を撮りたいです。大手町から大街道まで市内電車に乗ります。

伊予鉄道モハ61旧塗装
(モハ61、大街道にて。1954年(昭和29年)製、車齢60年以上の古い電車も美しく整備されています。古い電車にはオレンジ一色より、この塗色が似合うと思います)

伊予鉄道モハ74旧塗装
(モハ74。大街道は乗降が多いため停車時間が長く、じっくり撮影できます。しかし冬場はビルの影が長くなります(13:19)・・・というか、後ろの看板のAKB?がとっても邪魔なのですけど・涙)


大街道電停で存分に撮影した後、歩いて県庁付近へ移動します。非常にありがちなアングルですが、松山城と坊っちゃん列車の写真を撮影します。日が照らなかったのが残念。だんだんと、時間が残り少なくなってきました。

市役所前電停より、松山城と坊っちゃん列車
(市役所前電停より。松山城と坊っちゃん列車(13:45))

県庁前にて、伊予鉄道の路面電車
(県庁の前を行く電車。市役所前~県庁前で)

伊予鉄道モハ69新塗装
(オレンジ過ぎ新塗色のモハ69。市役所前)


伊予鉄道市内線の撮影をしているうちに残り時間が少なくなってきたのですが、天気の方はどんどんと良くなってきました。あと少し、大手町駅付近で撮影をします。

伊予鉄道の坊ちゃん列車
(再び坊っちゃん列車です。2編成あります(大手町))

伊予鉄道を走る元京都市電のモハ2003
(元京都市電のモハ2003。今でも京都にこんな電車が走っていたらいいのに…(大手町))

路面電車と鉄道の平面交差
(路面電車と鉄道の平面交差は全国的に珍しい存在です(14:32))


いよいよ時間切れです。JR松山駅に急ぎます。取り急ぎ駅弁(「穴子寿司」と「がんばれ四国」)を購入。松山駅「鈴木弁当店」の駅弁は改札外のキオスク等では販売しておらず、改札口正面のホームにある仮設売店での販売となっています。

夏や冬は販売員の方が大変で、改札内外を問わずもう少しちゃんとした売店にすれば…と思いますが、昔からこの形態です。なお、㈲鈴木弁当店自体は伊予鉄道郡中線松前駅の近くにあるそうです。


(⇒続き:伊予西条の四国鉄道文化館へ)

参考伊予鉄道の見える唯一の鉄宿・松山シティホテルはコチラ


 
乗って楽しい列車旅

鉄道クレジットカード・鉄道ファン御用達のカード

地域から選ぶ

その他の特集コンテンツ