新金谷駅で大井川鉄道を撮影、SL列車や人気のトーマス号も!

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最終北斗星の到着と、「終わってほしくない」銚子電鉄への旅(その5)

主に青春18きっぷを利用した「駅弁」と少し「呑み鉄」、そして時々「撮り鉄」の旅を名古屋からお届けします。今回は上野駅で最終「北斗星」の到着を見届け、その足で銚子電鉄へ行くという何とも脈絡のない旅です。

(下記、お好きなページからお読みいただいてもよろしいかと思います)

臨時快速「ムーンライトながら」185系
寝台特急北斗星の最終日上野駅到着を見届け
銚子電鉄にて撮り鉄
東武野田線の8000系
大井川鉄道の新金谷駅で撮影←今ここ

参考大井川鐵道の新金谷で蒸気機関車を見物(2019年の記録)


 


東海道線を下り大井川鐡道へ ◆3日目(8月24日・月曜)


東武8000系の撮影を終え、船橋駅に戻り、ここから熱海までグリーン車の旅です。グリーン料金は平日なので980円ですが、熱海まで快適な旅が約束されますので、費用対効果はとても高いと感じます。

たまたま乗った電車が東京駅止まりだったため、東海道線に乗り換えます。その際、駅弁とビールを購入、車内でいただきます。月曜日の昼間から贅沢である一方、ちょっと世捨て人のような気分にもなります。

鉄カツダイヤ弁当とビール
(「鉄カツダイヤ弁当」(東京駅・1,000円)をいただきます)


たまたま乗った列車が小田原止まりだったため、小田原駅で乗り換え。そのついでにまたまた駅弁を買います。在来線改札口横の駅弁屋は、大船駅の駅弁も扱っていてなかなかの充実度。ここでは小田原駅の「鯛めし」(830円)を選びます。

グリーン車の旅は熱海まで。ここから静岡県内の東海道本線は、大半の電車がロングシートとなることもあって、いつも非常に長く感じます。いつも車窓第一の私も、さすがに文庫本を広げたりします。




【乗車データ】
・船橋9:50→東京10:14 サロE217-51 11両
・東京10:32→小田原11:58 サロE231-1060 15両
・小田原12:09→熱海12:32 サロE230-1021 10両
・熱海12:56→金谷14:54 モハ210-5063 3両(静岡から5両)





新金谷駅で大井川鉄道を撮影、SLかわね路号、そして機関車トーマス号


14:54金谷駅到着。静岡辺りまでは晴れていましたが、だんだんと曇ってきました。ここで大井川鐡道に乗り換えます。15:09発の千頭行は東急→十和田観光電鉄と渡り歩いた7200系電車。快適な乗り心地ですが、ロングシートはいただけません。

今日は次の新金谷駅までの乗車ですが、この電車で終点の千頭までは絶対に乗る気になれません。観光客の満足度も高まらないことでしょう。せめて座席だけでも手を加えられなかったのかと思うと、残念でなりません。

金谷駅停車中の7200系電車
(大井川鐡道千頭行電車。金谷駅にて)


新金谷駅で下車したのは、大人気の「SLトーマス号」を見物するためです。乗っても楽しそうですが、SL急行券は入手難のようですし、私の娘2人は余り鉄道には興味がないため、家族旅行で乗車という選択肢もありません。

ということで、新金谷駅での入れ替えや転車台での方向転換を見物するに留めます。15:27、SL「トーマス14号」が新金谷駅に到着。すぐに入れ替えが始まります。

参考:SLトーマス号を見ることのできるトレインビューホテル】⇒時之栖 川根温泉ホテル


新金谷駅転車台の上のC12164
(転車台に留置中の「C12164」。これを「トーマス号」が移動させます)


機関車トーマス号の人気
(大賑わいの新金谷駅転車台)


SLトーマス号、新金谷駅の転車台にて
(転車台上の「トーマス号」(15:43頃))


バック運転で入庫する「トーマス号」
(バック運転で入庫する「トーマス号」(15:50頃))


まさに正真正銘の「トーマス号」です。実によく出来ており、私も恥ずかしながら感動しました。ちびっこはもとより、大人も大喜びで「トーマス号」を見ています。夏休みとはいえ月曜日にもかかわらす、転車台を多くの人が囲んでいます。本物の煙を吐く「トーマス号」、一見の価値ありです

しかし、猛暑の中で非冷房の旧型客車に乗るのは、苦行ではないでしょうか。SLは乗るより、見るものかもしれません。そういえば「SLやまぐち号」の客車が新車に置き換わるそうなので、余剰となる12系を大井川鐡道で走らせるのはどうでしょうか。

16:09、もう1本のSL列車「かわねじ2号」が新金谷駅に到着します。こちらは16:19発の新金谷行の発車を待ってから入れ替えが始まります

SLかわね路号の補機
(補機の機関士は若い女性です。かっこいいです(16:23頃))


C108、新金谷駅の転車台にて
(「かわねじ2号」を牽引してきた「C108」(16:34頃))


スイテ821
(展望客車、スイテ821。新金谷にて)


SLはもとより、電気機関車や電車、そして数多くの客車を見物できて、ここ新金谷駅は鉄道ファンにとっては夢のような世界です。私は今回、大井川鐡道は1区間150円分しか利用していませんので、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

そこで、苦境が伝えられている大井川鐡道の経営に貢献すべく、パッケージが大井川鐡道限定デザインの「C11きかんしゃトーマス号」トミカ(870円)を買って帰ります。このトミカはなかなか良くできていて、C11蒸気機関車ベースとしており、まさに大井川鐡道の「SLトーマス号」なのです。

きかんしゃトーマス号トミカ
(「きかんしゃトーマス号」トミカ。パッケージの写真も良いです)


そうこうしているうちに、午後5時近くになります。金谷行の列車もしばらくなく、新金谷駅の近くを通る金谷駅行路線バスも発車まで少し時間があるので、歩くことにします。宿場町の面影を残す道(旧東海道のようです。)を、普通に歩いて約20分で金谷駅に到着。17:16発の浜松行に間に合いました。




【乗車データ】
・金谷17:16→掛川17:30 クハ210-5055 5両
・掛川17:40→豊橋18:43 クモハ313-2506 3両
・豊橋19:03→名古屋19:58 クモハ313-5003 6両


今回の旅はあまりに脈絡がなく詰め込み過ぎの感もあり、まさに「お腹一杯」ではありますが、名古屋に近づくにつれ、またどこかに出掛けたくなってしまうということは、まだまだ「鉄分」が不足しているということでしょうか・・・。(今回の旅は、これでオシマイ)


参考:大井川鉄道関連コンテンツ
 ⇒大井川ふるさと弁当
 ⇒汽車弁当

あわせてご覧ください復旧した大井川鐵道井川線に乗車



大井川鉄道に乗車する際に利用できる、鉄道の見えるホテルはここ


大井川鉄道に乗車するならば、東海地区のトレインビューホテルも併せて利用すると、鉄道を存分に楽しめると思います。始発駅の金谷付近ならば、掛川駅前の「くれたけイン掛川」がちょうど良いかと思います。

家族連れならば、トーマス号の見れる川根温泉ホテルを利用しても良いですね。あとは、井川線(南アルプスアプトライン)の沿線の民宿(例えば接岨峡温泉の民宿)などを利用するのも、風情があって良いです。


 
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